お茶の大森園/札幌市

円山に店舗を構える日本茶専門店『お茶の大森園』では、全国各地の安心安全な茶葉を厳選して販売。茶器や茶道具、焼のりなども品数豊富に取り揃えています。
スタッフは日本茶インストラクターや日本茶アドバイザーの資格を持っており、シーンや好みに合わせたお茶選びのためのアドバイスを受けることができます。
また、月に3回、裏千家の先生を招き茶道教室を開講し、お茶の文化を後世に受け継ぐことにも積極的に取り組まれています。
日本茶は、身体に嬉しい成分がたっぷり含まれている健康飲料です。
マナーが多く敷居の高いイメージのある日本茶ですが、より身近に、手軽に楽しんでいただきたいと、代表の大森由美子社長は語ります。

お茶の大森園/札幌市中央区円山

(代表取締役 大森由美子社長)

昭和21年、現社長の祖母に当たる大森シズエさんが、桑園にある自宅でお茶屋を開業したのが、大森園のはじまりでした。

シズエさん自身も商売人の娘として育ったこともあり、戦後の混乱期で物資が不足する中、「何か人のためになることを始めたい」と一念発起。
お義母さんにお茶のお使いを頼まれることが多かったことから、お茶には需要があるのだと、目を付けたのだそうです。

昭和40年代に入ると、住宅地として繁栄しつつあった西野に店を移転。
克己さん(現社長のお父様)が東京で大学を卒業し、当時決まっていた就職を辞退し札幌に戻ったのが昭和41年、代表に就任したのが平成5年のことでした。

お茶の大森園/札幌市中央区円山

(画像出典:http://www.oomorien.co.jp/history/

道内の百貨店にも出店し、茶葉の長期保存を可能とする機械や技術の導入も進み、商売は順調に発展していきました。

しかしバブルが弾け、北海道経済が崩壊、百貨店も破綻の波に乗り、大森園にも苦しい時代が訪れたと言います。

シズエさんが2009年に93歳で亡くなる直前、病床のシズエさんと一緒に過ごす中で、由美子さんはそうした店の歩みと厳しい現状、商売への思いを初めて知り、「家族の会社を守っていきたい」と、後を継ぐことを決意されたそうです。

代表取締役に由美子さんが就任した後、2014年7月、新たな活路と事業拡大を目指し、本店を西野から円山に移転しました。
現在、円山の地で、規模、客層、形態ともに、理想の店作りを実現されています。

お茶の大森園/札幌市中央区円山

利益を追求するあまり、安心や安全を無視した商売をし身を崩す同業者がいるのはとても悲しいことだと由美子社長はおっしゃいます。
大森園では、お客様の口に入るものを扱っている以上、安心・安全というモットーを妥協せず貫いていきたいと、「自然のめぐみ」と「天然の味わい」にこだわった商品を提供しています。
お客様もまた、品質の高いものを求めて来店されます。

お茶の大森園/札幌市中央区円山

お茶の大森園/札幌市中央区円山

ペットボトルのお茶が普及したことを脅威とするお茶屋もありますが、ペットボトルに負けたということはないと思います。
それまでお茶を飲む習慣のなかった層の方々が、お茶は健康に良い飲み物だと認識し、身近な存在に感じ気軽に口にするようになったという点で、お茶屋にとってはありがたい存在でもあります。
ペットボトルでお茶との距離を縮めていただいたのをきっかけに、より美味しく安心安全な本物のお茶を求めてくださる方、ここに帰って来てくださる方も多いはずです。
これからも、本物を求めるお客様に応える店であり続けたいと思っています。
そして、今は茶葉の販売に特化していますが、いずれは日本茶を楽しむ場として、カフェなども開きたいと思っています。
また、東南アジアやヨーロッパなど、海外にも日本茶の素晴らしさを普及させていきたいです。(大森由美子社長談)

商号 大森園株式会社(店名:お茶の大森園)
所在地 北海道札幌市中央区南6条西23丁目4ー20 YDIビル1F
電話番号 011-215-1805
創業 昭和21年(1946年)3月
代表者 代表取締役 大森 由美子
営業時間 09:00-18:00
WEB http://www.oomorien.co.jp/