「なんで女装…」 社員への「SOGIハラ」、ピクシブが認めて謝罪(2022年9月8日 朝日新聞デジタル)

「なんで女装…」 社員への「SOGIハラ」、ピクシブが認めて謝罪(2022年9月8日 朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASQ985GW9Q98UTIL01M.html

イラストや小説などを投稿できる人気サイト「pixiv(ピクシブ)」の運営会社(東京都渋谷区)で働くトランスジェンダーの30代女性が、元上司らからセクハラを受けたとして、同社と元上司に約556万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が東京地裁であり、同社は、原告側の請求を全面的に認める「認諾」の手続きを取った、とのことです。

訴状に基づく報道によりますと、以下のような経緯になります。

  • 原告は、ピクシブで働く30代の女性。
  • 2018年4月、原告はピクシブにデザイナーとして入社。
  • 入社当日から、元上司を含む複数の男性従業員から継続してセクハラを受けていた。
    • 元上司に腰に手を回されて性自認や性交渉の回数などをきかれた。
    • 宴席で陰部に元上司の顔を押し当てられた。
    • 「なんで女装してんねん。アホかい。おまえ男やろがい」と言われた。
  • 女性は社内の相談窓口に被害を報告。会社は、元上司を女性と接触させず、社内の飲み会にも参加させない措置を約束した。
  • しかし、元上司はその後も女性の執務スペースに立ち入ったり、飲み会に参加したりしていた。
  • 女性は心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの診断を受けた。
  • 2022年5月、女性は、性的指向や性自認についてのハラスメントである「SOGIハラ(ソジハラ)」だとして、同社と元上司に対し約556万円の損害賠償請求訴訟を起こした。
  • 2022年9月8日、ピクシブは、原告の請求を全面的に認め、認諾した。
  • 一方、元上司は事実関係について一部争う内容の答弁書を出した。原告側は元上司のみに対する賠償請求を追加し、元上司との間では訴訟が続く見通し。