(9/17更新)「給料泥棒」「うるせえ!!」10年以上パワハラ横行…村長「アットホームな職場と思っていた」(2022年9月9日 読売新聞オンライン)

「給料泥棒」「うるせえ!!」10年以上パワハラ横行…村長「アットホームな職場と思っていた」(2022年9月9日 読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220908-OYT1T50320/

日本一面積が小さい村である富山県舟橋村のパワーハラスメントを調査していた第三者委員会が調査報告書を公表し、被害の大きさと原因、必要な対策等を指摘した、とのことです。

報告書によりますと、約10年間で村職員の3分の1にあたる約10人が、暴言などの被害に遭っていたことが判明したということです。

  • 2022年4月、暴言を繰り返した40代の男性職員が戒告の懲戒処分を受けたことをきっかけに、第三者委員会が発足した。
  • 2022年8月までに、職員や退職者のほか、関連事業者ら約60人に聞き取り調査を行った。

報告書は、村のホームページで公開されています。

舟橋村パワーハラスメント事案調査報告書について

報告書及び報道によりますと、以下のような事案があったということですが、報告書は黒塗り部分が多く、人物や事実関係が不明瞭であるため、一部のみを掲載します。

懲戒処分を受けた40代の男性職員のケース

被害者A(女性)に対し

  • 2010年から、特定の女性職員に大声で「給料泥棒」などの暴言を何度も吐いた(目撃証言複数)。
  • 2017年12月15日、予算要求の照会に対し被害者が回答メールを送信したところ、「うるせえ!!」と返信メールを送った。
  • 2018年11月16日、被害者宛てに「マイナンバー内部監査」の件名で、「これ以上、調子に乗らないでください。」と意味不明のメールを送った。
  • 2019年6月13日、被害者から業務メールを送信したところ「やかましいわ!」と送信した(2020年6月30日にも「やかましいわ!!!!」と返信している)。
  • 2019年11月27日、管理職を除く職員12名に対し、被害者のものと認識できる内容で給料月額等を掲載し「仕事をしていようがしてなかろうが、人事評価で最低評価をされようが1年に7,500円昇給することになります。」とメールを送信した。
  • 2020年2月27日、課長職以下全職員宛て(CC被害者宛て)に、被害者が役場保管のマスクを転売している、今後消毒剤も転売する可能性があるという事実無根のメールを送信した。
  • 女性職員は村幹部に被害を訴えたが、村長(当時は副村長だった)は「目立たないように。無視しろ」などと言い、対策を取らなかった。

被害者B(男性)に対し

  • 2021年2月3日、村役場の視聴覚室で事業者と打ち合わせ中、ドアを蹴破るほどの音を立てて押し入り、「窓口はお前の仕事だろうが。早く仕事に戻れよ!」と恫喝し、大音を立ててドアを締めて立ち去るという暴行を行った。
  • 事業者は「これはひどい。舟橋村役場っていつもこうなんですか?」と驚き、職員の身の危険を考慮して視聴覚室に待機するように促したという。

その他のケース

  • 職員が別の職員に暴力を振るって警察が介入した後、村議控室にある各議員の引き出しに誹謗中傷文書が匿名で投げ込まれたり、
  • 職員の自家用車がパンク被害に遭ったりした。
  • 役場内ではここ数年の間に4人がメンタル不調で病休や通院を余儀なくされ、2人は退職している。

古越村長は、読売新聞の取材に「アットホームな職場だと自分では思っていたが、3分の1が被害に遭ったということに正直驚いている。住民の方々や職員に迷惑をかけたので、体制を立て直すために努力したい」と話したといいます。

(9/17更新)パワハラ看過、村長の不信任案可決…女性「村民が何を欲しているのか理解を」(2022年9月17日 読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220917-OYT1T50077/