「邪魔せんでくれ」部下に人格否定発言の警部補を処分 広島県警(2022年9月10日 毎日新聞)

「邪魔せんでくれ」部下に人格否定発言の警部補を処分 広島県警(2022年9月10日 毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20220910/k00/00m/040/054000c

2022年9月9日、広島県警は、部下2人に対しパワーハラスメントをしたとして、広島県内の警察署の男性警部補(49)を減給10分の1(3か月)の懲戒処分とした、とのことです。

  • 処分を受けたのは、広島県内の警察署に勤務する男性警部補(49)で、事件当時は刑事課係長だった。
  • 2019年4月〜2022年1月ごろの間、勤務中に20代と30代の巡査長に対し「わしのことを邪魔せんでくれ」「やめてしまえ」「お前のこと信用していない」などの言動を繰り返した。
  • 20代巡査長の後任に異動してきた30代巡査長の申告で発覚。
  • 30代巡査長は22年1月ごろから長期療養に入り、7月に辞職した。
  • 警部補は「厳しい言動に慣れさせ、鍛えるつもりだった。迷惑をかけて反省している」と陳謝している。
「やめてしまえ」などは確かに典型的なパワハラ発言ですが、言葉を活字で読むだけでは、譴責程度が一般的には妥当と言えそうなのに減給3か月ということは、言語以外の準言語・非言語の要素が、被害者を精神的に追い詰めるほど高圧的だったのかと推察します。
同じ言語でも、状況、態度、表情、声の大きさ、頻度、時間、被害者と加害者の関係性などにより、該当性は変動します。
この活字だけをもって、「こんなことくらいで」とか「被害者が弱い」とか「警察官にふさわしくない」などと被害者を非難するのは(インターネット上で散見されますが)不適切であり、危険です。