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【コラム】コロナ禍での採用活動、計画的に

つい数か月前まで、銭をばらまいてでも求職者を振り向かせ人材を確保しようと躍起になっていた企業も、新型コロナウイルスの登場で状況は一変、内定取消や派遣切り、解雇などが相次ぐ事態に陥っています。

リーマンショック時の悲劇が、繰り返されようとしています。

売り手市場だったときには「来てくれるだけありがたい」と質より数を優先していたのが、コロナの影響で省工化・省人化を余儀なくされ、すると数は必要ではなくなり、今年入社予定だった人材に出していた内定を予定外にも取り消さざるを得なくなっているわけです。

当然、トラブルも急増します。
学生は企業の不当な内定取消に備えて、企業から送られてきたメールや電話を記録したり、面接を録音・録画している可能性があります。

常に記録されていると肝に銘じて、求職者とはコンタクトを取るようにしなければなりません。
もちろん、従業員であれ取引先であれ、誰と接する際にも、人として正しい行いをしなければならいのは言わずもがななのですが。

今後の採用については、コロナの影響が長引くことを前提に、手当たり次第ではなく計画的に、ターゲットを絞って、質重視の方針で進めていきましょう。

トラブル回避のためには丁寧な採用計画を立てることが大切です。
丁寧な採用計画を立てるには、まずはwithコロナ型の事業計画を立てることが必要です。

省工化・省人化を前提にコロナ前比60%の計画でいくのか、100%回復を目指すのか、
withコロナではコア事業の回復は見込めないから他の新規事業に方向転換するのか、
IT、AIのフル活用で人もコストも効率化するのか、

・・・事業計画の内容により、必要な人材の数や質が変わります。

緊急事態宣言が解除されたこのタイミングで、「会社のこれから」について、従業員の皆様と、一度ゆっくり落ち着いて考えてみてはいかがでしょうか。
人が足りなくてバタバタしていた2019年までは、なかなかそんな時間も取れなかったでしょうから。