BCPトピックス新型コロナトピックス

【新型コロナ対策】今後への備え

「コロナ禍」の急襲により、多くの企業が対応に苦慮し、大きなダメージを受けています。

震災や台風など自然災害に見舞われる度に、備えの大切さを痛感するのに、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、結局BCPの策定や備蓄品の調達などが後回しになってしまうものです。

しかしコロナは、自然災害よりも遥かに長期的に、経営を蝕み続けていくことが予想されます。
喉元を過ぎるまでに時間がかかるということです。
長期戦は苦しいものですが、瞬発力がなくても備えられることもある、という点では助かります。

まだまだ続く新型コロナウイルスへの対抗策として、またきっとこれからも新たな感染症の脅威はやって来るであろうことに備えて、今からできることを考えてみましょう。

BCP(事業継続計画)を策定する

感染症等が事業にどのような影響を及ぼし、自社の脆弱性はどこにあり、どのような対策が必要か、対策会議をどうするか、などを整理し見える化したものが、BCPです。

経営者や役員が頭の中で想像しているだけでは、いざというときその想像は機能しません。

社会の感染拡大を抑制し、社内の感染を防ぎながら、事業を断つことなく続けていくにはどうすれば良いのか、あらゆる事態を想定し、文書化し、社内に周知しておくことで「備えていて良かった」と安心して対応できるようになります。

内部留保

急な外出自粛や休業要請で、「1か月も持たない」と途方に暮れている事業者様が多くいらっしゃいますが、このような事態は、コロナだけでなく、自然災害やテロなどでもあり得ることです。

1~2年程度正常な事業活動ができなくても倒産に至らない程度の「お金」を準備しておきましょう。
家賃と人件費を少なくとも1年分、貯蓄しておくと安心です。

企業用備蓄品

2019年まではあれほどたくさんあったのに・・・という物が、急に市場から消えました。
必要なときに必要な物が手に入らない、それが非常事態ということなのですね。
これから少しずつ出回り始めると思いますので、出てきたら調達するように備えておきましょう。

サージカルマスク(なければガーゼマスク)
従業員用のほか、来訪者用も備えておきましょう。

手指消毒用アルコール製剤
少なくとも出入口、給湯室、トイレに一つずつ設置しましょう。

ドアノブやテーブル用アルコール製剤
スプレータイプとシートタイプを、できれば各人一つずつ常備しておきましょう。

非接触型体温計
自宅で検温が原則ですが、万一に備えて一つ以上会社にも常備しておきましょう。

ゴミ袋・ゴミ箱
各人のデスクに一つゴミ箱を設置、ゴミ箱には袋をかけ、自分のゴミは自分でゴミ袋の口を空気が漏れないよう固く縛り、全体のゴミ箱に回収します。
社長も役員も、自分のゴミは自分で封をするようにしましょう。

ゴム手袋
ゴミ回収や掃除、食器洗いなどの際に使います。

ラップ
共用の皿を使うのが不安なとき皿に巻いたり、デスクのコーヒーカップに飛沫が入らないよう蓋としてかけたりと、様々な場面で役立ちます。

在宅勤務用パソコン
パソコンのほか、在宅勤務用の機器を必要台数準備します。
会社のパソコンがデスクトップですと、持ち帰れなかったりカメラが付いていなかったりして不便、という声があります。
別途テレワーク用に購入するか、会社のパソコンもノートパソコンに切り替えるなどが望ましいと思われます。

人々の心理的変化と行動変容

新型コロナウイルスの感染が拡大して以降私たちが創意工夫し取り入れて来たあらゆる取組を、今後も継続していかなければなりません。
コロナ前は当たり前だったことが当たり前ではなくなり、タブーとされていたことが推奨されるようになったりと、世界は180度変わりました。
コロナ前の世の中に戻ることは、少なくとも1年以内には見込めないと思います。
感染を完全に防ぐのであれば、もしかしたら一生「新しい生活様式」を続けていかなければならないのかも知れません。
感染を防ぎながら、経済を動かしていくためには、コロナ前に戻ろうとするより、コロナ後の世界を受け入れ順応していくこと、企業は、新しい生活様式に即した「非接近・非接触・非対面・非移動・非集合」の新しいビジネスモデルを考え出していくことになります。
● 人混みを避けるようになるでしょう
● テイクアウトやデリバリーを活用するようになるでしょう
● マスクをしていない人と近距離で接したり会話したりすることを避けるようになるでしょう
● 「気にする人」と「気にしない人」の温度差が広がるでしょう
● 贅沢より、最低限でも命を守れる生活を、望む人が増えるでしょう
● マスクは今後も必要でしょう
● 大規模イベントはもちろん、ランチ会や飲み会などにも足を運ばない人が多いでしょう 等