ハラスメント

まん延防止下、居酒屋でパワハラ 警部補を戒告処分 埼玉県警(毎日新聞)

まん延防止下、居酒屋でパワハラ 警部補を戒告処分 埼玉県警(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20210818/k00/00m/040/105000c

埼玉県警は、大宮署の男性警部補を暴行容疑で書類送検し、戒告の懲戒処分とした、とのことです。

記事によりますと、以下のような経緯があったということです。

  • 5月12日夜、警部補は居酒屋で飲酒した後、30代の男性部下(巡査部長)を居酒屋に呼び出した。
    • なお、当時さいたま市内には新型コロナ対策の「まん延防止等重点措置」が適用されており、県警は飲食を伴う会合の自粛を求めていた。
  • 警部補は巡査部長の胸ぐらをつかんで怒鳴るなどした。
  • また、同警部補は、2019年9月〜2021年3月頃まで、操作書類の作成ミスがあった別の部下の巡査2人に対しても、「育った環境を疑う」「精神科に行ったほうがいい」といった暴言を繰り返していた。

ダメ。ゼッタイ。暴力。

警部補は、部下の仕事ぶりに腹を立て、「指導のつもり」だったとし、「早く一人前にしたかった」と説明しているとのことで、警部補にも理由があったのかもしれません。
しかし、どれほど腹立たしいミスや態度があったとしても(実際にはなかったのかもしれませんが)、暴力は絶対に振るってはいけません。
暴力を振るった時点で、犯罪者になります。
腹が立ったときこそ、「怒りの感情」は一旦保留にし、お茶を一口すするなどして心を落ち着け、冷静に、客観的事実に焦点を絞り、「コト」の改善提案に集中すべきです。
セクハラとも関連しますが、殴る蹴るでなくても、ほんの少し触れただけで「暴力」「パワハラ」「セクハラ」になり得ます。
服や髪の毛を含め他人の身体には、指一本触れないことです。

人格否定は明確なパワハラ

ミスがあったのなら、ミスという問題の除去と再発防止という目的から逸脱しない範囲で指導しなければならず、その目的を逸脱し威圧したり自尊心を傷つけたりするような人格否定発言は決してしてはなりません。
容姿や性格、育った環境や両親の職業・身分、学歴等は業務とは無関係で、これらに触れながら叱責するのは、人格否定でありパワハラです。