エネオス元会長 辞任理由は女性への「不適切な言動」(2022年9月21日 毎日新聞)

エネオス元会長 辞任理由は女性への「不適切な言動」(2022年9月21日 毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20220921/k00/00m/040/112000c

ENEOS会長、電撃辞任の理由は”壮絶”性加害だった 「胸を触り、キスを強要」被害女性は骨折(2022年9月21日 デイリー新潮)
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/09211131/?all=1

2022年9月21日、ENEOS(エネオス)ホールディングス(HD)は、8月に会長を退いた杉森務氏(66)について、辞任の理由が女性への不適切な言動であったことを明らかにした、とのことです。

報道によりますと、以下のような経緯になります。

  • 2022年7月1日、出張で訪れた沖縄県の高級クラブで、隣りに座った女性従業員に対し、性加害行為をした(以下、デイリー新潮が報じている性加害行為の内容)。
    • 手を握るなどした後、大声を出して被害女性を抱き寄せた。
    • 被害女性のドレスに手を入れ、胸をもみ続けた。
    • 被害女性の肩に手を回し、その腕で強引に首を絞めるような格好でキスを強要した。
    • 被害女性は何度も拒絶する仕草をしたが、「銀座では普通だよ」と言ってしつこく迫った。
    • また、別の女性にも同様の行為をした。
    • 2時間近くセクハラを続けた後、被害女性のドレスを強引に脱がせ、上半身を裸の状態にした。
    • 被害女性はその場に泣き崩れ、店側はホステスを交代させる形で彼女を解放した。
    • 翌日、被害女性が病院で検査したところ、肋骨の骨折や、首がむち打ちのような状態となっていることが認められ、全治2週間との診断を受けた。
  • 被害者からの一報を受けた後、社長が会長に対して辞任を求めた。
  • 2022年8月、杉森氏は、エネオスHDの会長職のほか、業界団体「石油連盟」の会長や経団連の審議員会副議長など、全ての要職を退いた。ENEOSは、「一身上の都合」と説明していた。
  • 2022年9月21日、デイリー新潮が、辞任の理由をめぐり、性加害行為があったためと報じた。
  • 同日、エネオスHDの広報担当者は、毎日新聞の取材に対し、「被害女性側からの申し出を受け、斉藤猛社長の指揮下で事実関係を調査した結果、不適切な言動に及んだと判断した」と説明。「高い倫理観を持って人権尊重とガバナンス及びコンプライアンス(法令順守)の徹底を経営の最優先事項の一つに位置づけていたにもかかわらず、元会長自らがこれに背くような行為を行ったことは会社として甚だ遺憾だ」とコメントした。これまで辞任の経緯を「一身上の都合」とだけ説明していたことについては、「プライバシーの特定に関わる恐れがあったため、辞任の経緯を控えてきた」と釈明した。