新型コロナウイルスは、感染することそれ自体も怖いものですが、ウイルスの存在がメンタルに及ぼす悪影響はそれ以上に甚大です。
感染するのが怖い、
感染して差別されるのが怖い、
自分が感染源となり誰かに感染させるのが怖い、
という恐怖から、通勤や勤務が難しくなる方も実在しています。
また、コロナ対応による過重労働とコロナ不安が掛け合わさり、「コロナ鬱」のリスクも増大しています。
会社として、コロナ不安と過重労働をケアしてあげる必要があります。
コロナ不安への対策
- 相談体制を整備
- コロナに関する正しい情報を社内に発信
- コロナに関する会社の防止対策・取組について、社内に発信、共有
- 差別・誹謗中傷を絶対禁ずるという会社の方針を社長が宣言、明示
- 不安の大きな従業員には柔軟に対応、働き方を選択させる(テレワーク・時差出勤・マイカー通勤等)
相談体制の整備について
コロナだけでなく、働き方、キャリア、ハラスメント等幅広く相談を受け付ける窓口を設置することが望ましいです。
相談員の選定
- 男女の組み合わせで2名以上
- 柔軟で視野が広い
- 責任感が強い
- 口が堅い
- 聞き上手
- 幅広く支持され信頼を得ている
- 敵がいない
- フットワークが軽い
例えばこんな相談でも気軽に受け付けましょう
- テレワークシステムの使い方がわからない・・・
- 実はオンライン飲み会が苦手で・・・
- コロナが怖くて出社したくないのだけれども・・・
- うちの上司はコロナへの危機感がなさすぎて怖いんです・・・
- 最近眠れないんです・・・
まずは相談員がワンストップで受け、本人の意向に基づき専門家等へつなぎます。
窓口が多数あると、「この相談はどこにすれば?」と迷い、結局相談せずに抱え込んでしまいます。
何でも気軽に相談できる窓口に一本化することで、従業員の声が届きやすくなります。
→弊社では外部相談窓口を受託しています。
社内への情報発信について
朝礼や研修等の集合、対面での情報発信が難しい今は、紙やWebを活用し、社内報、メールマガジン、ポスター、社内イントラネットなどで従業員に届けましょう。
- 新型コロナウイルスに関する一般的かつ正しい情報
- テレワークノウハウ
- 運動不足解消法(エクササイズ等)
- ストレスケア法(快眠術、瞑想法等)
- コロナと無関係な明るい情報(コロナ脳からの解放)
- 会社の新型コロナウイルス対策・取組
- 会社の動き
- 会社の社会貢献活動、社会的評価(特に新型コロナに関連して)