ハラスメント

サウナ市長パワハラ疑惑に反論「職務上必要な指導」(日刊スポーツ)

サウナ市長パワハラ疑惑に反論「職務上必要な指導」(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202103040000891.html

大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)が市役所に家庭用サウナを設置したり、私物を大量に持ち込んだ問題などを調べる市議会調査特別委員会(100条委員会)が4日、開かれ、サウナ問題以外にも、市議からは新たに「パワハラ疑惑」を追及された、とのことです。

同委員会は市役所の職員796名にアンケートを実施し、745名から回答を得た中、119名が市長から「パワハラを受けた、見た、聞いた」と回答したといいます。
市長は、職務上必要な指導をしたことはあるが厚労省が定義するパワハラはなかったと主張しているとしています。

報道を見ているだけですが、また犯人探しをしそう・・・。

報道によりますと、以下のような行為があったとされています。

  • 議員を市長室に呼びつけ、書類を机に投げ捨てた(書類投げ疑惑)
  • また、大声で叱責した
  • 職員を、市長控室の冷蔵庫などの画像、動画を提供した「犯人扱い」した
  • 犯人扱いされた職員は、「犯人だと確信している、もし提供者でなければ、その証明をせよ。真犯人探しをせよ」と迫られた
  • 犯人扱いされた職員は後援会会長に呼び出され、「今から話すことは絶対他言しないように」という内容の秘密保持契約書を取り交わされた

環境型パワハラ

少なくとも100名超の職員が、直接の被害者または目撃者として、精神的攻撃の被害者になっているということでしょう。
しかも加害者が市長、副市長、後援会長となれば、受け手は空腹のライオンに牙を剥かれた子鹿のごとく甚大な恐怖を感じるでしょうし、当然反論も、周囲が注意することも、できるはずがありません。

部下を萎縮させれば、報連相が滞ります。
ミスを隠すようになったり、市長に伝えるべきことが伝わらなくなったりして、困るのは最終責任者である市長です。
市政が滞りなく動くことを求めるのであれば、上下左右の風通しの窓は最大限開放しておくことが大切です。

部下も誰かの大切な家族であり、感情を持つ人間であり、奴隷でも物でもありません。
自治体でも国家機関でも民間企業でも、トップが恐怖で支配するのはデメリットしかありません。

パワハラの加害者にならないために