ハラスメント

パワハラや長時間労働で自殺 ゴンチャロフと遺族が和解(神戸新聞)

パワハラや長時間労働で自殺 ゴンチャロフと遺族が和解(神戸新聞)

パワハラや長時間労働で自殺 ゴンチャロフと遺族が和解(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202107/0014466037.shtml

洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」(神戸市灘区)の社員だった男性(当時20歳)が、パワハラや長時間労働の末2016年に自殺した問題で、遺族と会社の和解が成立した、とのことです。

  • 自殺した社員は当時20歳の前田さん。
  • 2014年入社し、神戸市内の工場に勤務。
  • 2015年10〜12月、上司から暴言や大声の叱責を繰り返し受けていた。
    • 材料にロスを出した前田さんに、上司が他の社員の面前で「牛の餌作っとんのか」と罵声を浴びせた
    • 始業時間通りに出勤しても「社長出勤やな」と嫌味を言った
    • 月80〜100時間以上の残業もあった
  • 2016年、自殺。
  • 2018年、長時間労働によりうつ病を発症し自殺に至ったと労災認定(※パワハラについては関連性が明確には認定されなかった)。
  • 同社は、第三者調査を踏まえ、上司の叱責はいじめに当たると認め、社長が謝罪、加害上司を懲戒処分、再発防止の徹底を約束し、和解が成立した。

大勢の面前での叱責

他の社員や顧客などがいる前で叱責されるのは恥辱であり、自尊心が深くえぐられ、自殺リスクの極めて高い行為です。
叱責の必要性があるならば、相手の心に届く場所、タイミング、言葉、態度を選ぶことが大切です。

人格否定発言

例えば「犬以下だ」「お前はダメだ」「脳みそ腐ってるんじゃないか」等、人格を否定する言葉は許されません。
また、何かに付けて嫌味や文句を言われ続けていると、自己肯定感を失い、「今日は何を言われるんだろう」「きっと意見を出しても嫌味を言われるな」と不安でたまらなくなり、身動きが取れなくなります。
言葉は凶器になります。

ミスを叱るのであれば、「罪を憎んで人を憎まず」です。
ミスした「コト」に焦点を絞り、「人」に広げてはいけません。
自分が言われたら傷つくかな、と自分ごととして想像する習慣づけが大切です。

夢と幸せを届ける仕事

お菓子はいつも私たちに幸せを運んで来てくれます。
幸せな食べ物は、幸せな作り手から生まれるものです。
作り手の不安、不満はお菓子にも染み入り、不幸せな味になってしまいます。
会社のイメージも信用も下がります。
子どもたちが「お菓子屋さんになりたい!」「ケーキ屋さんになりたい!」と夢を抱けるように、幸せな職場をつくりましょう。