パワハラ訴訟で88万円賠償命令 ディズニー運営会社に 千葉地裁(2022年3月30日 千葉日報、他)

パワハラ訴訟で88万円賠償命令 ディズニー運営会社に 千葉地裁(2022年3月30日 千葉日報、他)
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/921004

東京ディズニーランドで着ぐるみを着てショーに出演していた女性契約社員が、職場で上司からパワーハラスメントを受けたとして、オリエンタルランドに対し損害賠償を求めていた裁判で、千葉地裁は原告側の主張を認め、オリエンタルランドに対し、損害賠償として88万円の支払いを命じた、とのことです。

複数の記事によりますと、事案の経緯は以下のとおりです。

  • 2008年4月 雇入れ。着ぐるみを着てショーやパレードに出演。
  • 2013年頃〜 上司らからパワーハラスメントを受けるようになり、心療内科に通うようになった。
    • ゲストとのふれあい時に右手薬指を故意に反対側にひねられねんざを負い上司に労災を申し出たところ「エンター(エンターテイナー)なんだからそのくらい我慢しなきゃ。君は心が弱い」と一蹴された
    • 「30歳以上のババァはいらねーんだよ。辞めちまえ」
    • 「病気なのか。それなら死んじまえ」等の悪口がはびこる職場
  • 2018年 安全配慮義務を怠ったとして330万円の支払いを求め提訴。
  • 裁判直前、オリエンタルランドは、『あくまでも「裁判に影響するものではなく全ての従業員に求めるものの確認」として、原告に対し「あなた方は従業員である以上、会社のプライバシー保護、秘密事項や会社の業務等をする必要がある」という旨の通知書を送付していた。
  • 2022年3月29日 千葉地裁は安全配慮義務違反を認め、損害賠償として88万円の支払いを会社に対し命じた。
  • 判決では、「潜在的に競争関係があり、あつれきが生みやすい仕事」であると認定された。