フリーライターへのセクハラ認定、会社は安全配慮義務違反 東京地裁(2022年5月25日 朝日新聞デジタル)

フリーライターへのセクハラ認定、会社は安全配慮義務違反 東京地裁(2022年5月25日 朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASQ5T53H0Q5SULZU00P.html

美容エステティックサロンの体験記事執筆を依頼されたフリーライラーの女性が、サロンの経営者からセクハラを受けたとして、慰謝料や未払い報酬の支払いを求めていた裁判で、東京地裁は、経営者のセクハラ行為を認定し、会社に安全配慮義務違反があったとして、経営者と会社が連携して約140万円の慰謝料を支払うよう命じる判決を言い渡した、とのことです。
未払い報酬についても原告側の請求がすべて認められました。

フリーランスは発注者と雇用関係になくても、実質的には指揮監督関係にあったとして、「安全配慮義務」違反が認められている点で、フリーランス保護につながる判決、と評価されています。

記事によりますと、事件の経緯は以下のとおりです。

  • 2019年3月、東京・銀座にあるエステサロンの経営者は、女性にサロンの体験記事を執筆するよう依頼。
  • 経営者は女性の記事を評価し、サロンのホームページに掲載するよう求めた。
  • その後、女性は月額15万円の業務委託契約をサロンと締結。8月から10月中旬までほぼ毎日記事を書いたが、報酬は支払われなかった。
  • 女性はこの間、施術体験中に下腹部を触られたり、打ち合わせ時にキスを迫られたりするなど、経営者からセクハラ行為を受けた。