ハラスメント過労死・働き方改革

三菱電機「労働問題の再発防止に向けた」取り組み宣言

パワーハラスメントや過労自殺等労働問題の発生が相次いだ三菱電機株式会社が、「労務問題の再発防止に向けた新たな取り組みについて」方針を公表しました。

「今回、新たな取り組みとして、「労使共同宣言5か条」の採択と360度評価の導入などを含む短期重点施策と長期取組施策、ならびに実効性を検証するための評価指標を導入することを決定」したとのことです。

以下、同社プレスリリースより抜粋。

「労使共同宣言5か条」の採択

ハラスメント防止に向けた会社姿勢をさらに明確化するため、長時間労働とハラスメントの撲滅に向けて労使が全力で取り組むことを宣言した「労使共同宣言5か条」を11月に採択しました。全役員、全従業員がハラスメント行為を行わないことを宣言し、宣言書を提出します。

「労使共同宣言5か条」

①ハラスメント・過重労働撲滅に向けた労使の基本姿勢
②全従業員がハラスメント行為を行わないことの宣言書を提出
③定期的なハラスメント実態調査の実施と発生時の適切な措置
④労使での議論を通じた組織風土改善への取り組み
⑤「ハラスメント・過重労働防止強化月間」の設置(毎年5月)

多面的評価に基づく管理職・教育主任の任命

対象者本人の気づきによる行動是正を促すとともに、管理職の新規任命・継続時の見極めに活用するため、2021年度から管理職層に対して360度評価を導入します。また、教育主任の任命においても多面的評価の視点を取り入れていきます。

従業員への適時適切な情報開示

従業員へのより適時適切な情報開示に向け、パワーハラスメント事例やパワーハラスメント相談件数・メンタルヘルス不調者数に関する全社推移を2021年度から従業員に公開します。

【三菱電機株式会社】労務問題の再発防止に向けた新たな取り組みについて
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2020/1125.pdf
三菱電機「労働問題の再発防止に向けた」取り組み宣言

長年続いてきたこと、大企業であることから、企業体質・企業文化を改革することは容易ではなく、中小企業よりも何倍も何百倍も深く強く長く広く、取組みを続けていかなければなりません。
尊い命が失われてきたのですから、経営陣も命がけで改革に取り組み、効果が発揮されることを願います。