ハラスメントに関る話題・見解

北海道ガス子会社で長時間労働とセクハラ、損害賠償請求

北海道ガス子会社「北ガスフレアスト」の元社員の女性が、長時間労働とセクハラによって退職を余儀なくされたとして、会社を相手取り、慰謝料など約300万円の損害賠償を求め提訴した、とのことです。

女性の主張では、以下のようなセクハラ行為が複数人からあり、上司に相談したが放置されたと言います。
●繰り返し食事に誘う
●身体に触れる
●わいせつな発言をする

複数人が性的言動を繰り返していた、
セクハラが横行している職場だった、
長時間労働も重なっていた、
相談を受けても対応しなかったということから、
個人間の問題ではなく、労働条件や労務管理等企業の問題として捉えなければなりません。

セクハラは、同じ職場で働く仲間である異性を性的対象として認識しているということ、働き手として認めていない、尊重していないということの表れであり、人権侵害です。

セクハラが起こる背景には様々な要因がありますが、男性の多い職場では、男性の縄張り意識から、「前に出るな、上に立つな」というメッセージとして、女性を性的対象として扱うことが往々にしてあります。
男女平等ランキングで中韓よりも下位にあることを、日本は恥じるべきです。

話は変わりますが、「男らしさ」とか「男として」とか「おとこぎ」などの言葉が多用される職場はセクハラや女性蔑視が根付いていることが多く、企業としても成長が鈍っている可能性が高いです。
セクハラは男らしい?ーーー否。

性別や年齢により労働者をカテゴライズしたり上下関係やランクを付けたりしたがる意識は昭和に置いて来て、性別や年齢ではなく個人として一人ひとりの個性を尊重しそこに格差を作ろうとしないフラットな組織構築に、令和では努めたいものです。

話を戻しまして、本件がどのような性質のものかはわかりませんが、何が要因なのか、問題の根本を広く深く見極め、再発防止策が講じられることを願います。