営業秘密情報管理

営業秘密情報を守りましょう

どの企業でも、実情・業種・規模・予算等に即した可能な限り最大限の安全管理対策が必要です。

飲食業でも、製造業でも、サービス業でも、教育業でも、研究施設でも・・・
それぞれに独自の技術や知識を有し、それらにより差別化し、ブランドを築いているはずです。
ブランドの基礎を築いている情報という資産が意図せず漏洩してしまうのは、企業経営の根幹を揺るがす危機になりかねません。

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通信電話大手「ソフトバンク」の第5世代(5G)移動通信システムなどに関する営業秘密を不正に持ち出したとして、同社から「楽天モバイル」に転職した男が、不正競争防止法違反(営業秘密領得)容疑で逮捕されました。

報道されている内容によりますと、男はソフトバンクに勤務していた2019年12月31日、社外から自分のパソコンを使ってソフトバンクが管理するサーバーに接続し、同社の営業秘密の5Gの技術情報などをメールに添付して自らに送り、不正に持ち出した疑いが持たれています。

男は同日付でソフトバンクを退社し、翌日、楽天モバイルに入社しています。

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ソフトバンククラスの企業であれば、最高水準のセキュリティと人的管理体制が整備されていたのではないかと思いますので、100%の対策というのはないのでしょう。
ミッションインポッシブルやオーシャンズ11などを観てしまうと、どのような対策も無意味に思えてきます・・・
しかし、あのようなミッションはタイトル通りインポッシブルなのであり、標準と考えてはいけません。

10年前、ある官庁でPCのログインIDとパスワードがPCモニターに付箋で貼られているのを見たことがあります。
また、ドラマなどで、インターン生や新入社員を一人残して全員退社した後、部長のPCが操作され情報が盗まれた・・・というシーンも見かけることがあります。
そんな「まさか」の管理はされていないと思いますが、習慣になっていると、落とし穴に気づかないこともあります。

映画の世界をあちら側とするならば、まずはこちら側の改善をすべきです。

防げる漏洩は防ぎましょう。
100%が無理でも、0よりは20%でも、20%よりは50%でも、セキュリティレベルを上げていきましょう。

営業秘密の保護については、経済産業省が発出している情報が参考になります。
https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/trade-secret.html

最低限目を通していただきたいのが、下記の資料です。

●営業秘密の保護・活用について
https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/pdf/1706tradesec.pdf

●【てびき】秘密情報の保護ハンドブック 〜企業価値向上にむけて〜
https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/pdf/170607_hbtebiki.pdf

できれば下記の詳細な資料もご一読ください。

●秘密情報の保護ハンドブック 〜企業価値向上にむけて〜
https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/pdf/handbook/full.pdf

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★当社のサポート
当社では、各種誓約書や規程、BCPの策定、管理体制の整備等について、ご相談をお受けし、サポートを行なっています。

今日からすぐにできることもあります。
危機管理は積み重ねと組み合わせです。
小さな取り組みをコツコツ続けていくことが大切です。

どうぞご相談ください。