欧州委、強制労働製品のEU域内での流通を禁止する規則案を発表(2022年9月16日 JETRO)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/09/81b8c14a1c45210a.html
COM(2022) 453 – Proposal for a regulation on prohibiting products made with forced labour on the Union market(英語)
https://single-market-economy.ec.europa.eu/document/785da6ff-abe3-43f7-a693-1185c96e930e_en
欧州委員会は9月15日、強制労働により生産された製品のEU域内での流通を禁止する規則案を発表した、とのことです。
強制労働により生産された製品をEU市場に流通させること、またEUから域外に輸出することを禁止することを目的とし、中小企業を含むあらゆる事業者が規制対象となります。
また、禁止の対象となるのは、採掘、収穫、生産、製造などサプライチェーンのいずれかの段階において、部分的にあるいは全面的に強制労働が用いられた製品であり、強制労働により生産された原材料が一部でも使用された製品のEU市場での流通・域外への輸出を全面的に禁止する包括的な内容となっています。
強制労働が判明すれば、販売差し止めや回収、操業停止や在庫廃棄が求められ、従わなければ罰則が科される可能性もあります。
これを受けて、日本企業も、より正確で丁寧な点検と情報開示が求められることになります。
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