立憲・横浜市議「マタハラ」訴え、出産後「活動不足」→公認見送り(2022年9月7日 朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASQ976HP1Q96ULOB01F.html
横浜市議の大野知意(ともい)氏が、立憲民主党神奈川県連支部からの「マタニティハラスメント」被害を訴えている、とのことです。
記事によりますと、以下のような経緯になります。
- 2021年の横浜市長選や衆院選において、大野氏は8月下旬の出産予定だったため「7月半ばから当活動を休む」と神奈川県第7区総支部の総支部長である中谷一馬衆院議員に伝えたが、中谷氏名義で届いた担務表には「1日200枚のビラまき」や「1日計3時間の街頭宣伝」が割り振られていた。
- 2021年夏、大野氏は第一子を出産。
- 2022年4月、神奈川県第7区総支部の常任幹事会で「党員として活動量が足りない」と指摘を受け、県連への公認上申を見送る決定がなされた。
- この際、大野氏は「出産と育児で難しい部分があることはご理解頂きたい」と説明を繰り返したが、理解を得られなかった。
- 2022年5月、大野氏は、総本部や中谷氏の対応を不服として、党本部の「ハラスメント防止対策委員会」に申告。現在、委員会から委託を受けた第三者機関が調査中。
- 2022年8月22日、神奈川県連選挙対策委員会(委員長:後藤祐一衆院議員)から、来春の横浜市議選の第一次公認について「党公認を見送る」と通知を受けた。
- 2022年9月7日、大野氏は横浜市役所で記者会見し、公認を得られなかったことを発表。党本部の調査結果が出る前に公認見送りの決定がなされたことは不当であると訴えた。
後藤氏のコメント
「各方面から幅広く意見を聞き、公認の見送りは異論なく決まった。7区からもハラスメントはなかったと聞いている」
中谷氏のコメント
「議事録を確認したが、総支部常任幹事会で『党員として活動量が足りない』と指摘した者はいなかった。総支部には子育てをしている幹事も多く、社会にとって出産子育てをしやすい環境づくりを目指し、支え合いながら運営している」
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