静岡大学教授がハラスメントで懲戒処分(2021年9月17日 NHK)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20210917/3030013306.html
静岡大学は、男性教授を出勤停止14日間の懲戒処分した、とのことです。
男性教授は複数の学生に対しアカデミックハラスメントをした、と言うことです。
記事によりますと、以下のような経緯があるということです。
- 懲戒処分となったのは、静岡大学の50代の男性教授。
- この教授は、2020年10月頃、数十人の学生が出席する授業で、授業内容について自分の意図とは異なる解釈をした複数の学生に対し「やる気があるのか」などと強圧的な発言をし、授業時間が終わった後も長時間叱責を続けた。
- さらに、一部の学生のみに厳しい態度で接するなどの差別的な対応をしていた。
- 2020年11月に学生からの申立があり、内部調査をした結果、学内の規定に違反するアカデミックハラスメントにあたると認定された。
- 調査では、長時間の叱責を聞いていた他の学生の学習の妨げにもなり、苦痛を感じていたことが明らかになっている。
- 大学は、この教授を2021年9月17日から14日間の出勤停止の懲戒処分とした。
- 教授は「相手が不快に感じていたのなら申し訳ない」と話している。
- なお、この教授については過去にも同様の相談が学生から寄せられていて、大学は複数回注意や指導を行っていた。