医師の働き方改革、勤務間インターバルを原則9時間に

厚生労働省が17日に開かれた「医師の働き方改革に関する検討会」で、2024年4月から始まる医師の残業時間規制を見据えた医師の健康確保に関する考え方を示しました。

この日示した案では、

  • 9時間を超える連続勤務の間は終業と始業の間に最低9時間、当直明けは18時間の「勤務間インターバル」を確保する。
  • 当直がある際の連続勤務の上限は28時間とする。

などの考え方が示されました。

厚生労働省が検討している残業時間の上限規制では、地域医療体制や研修医らの研修の機会を確保するため、一部の医師には、一般医師より緩めた上限規制を適用する考えで、こうした医師には健康確保のための勤務間インターバルや連続勤務制限を義務化する一方で、一般医師には努力義務とする方向です。

【「第14回医師の働き方改革に関する検討会」資料】
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02931.html
【朝日新聞記事】
https://digital.asahi.com/articles/ASLDK7K7HLDKUBQU013.html?iref=pc_ss_date#
【日本経済新聞記事】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39044520X11C18A2EE8000/?n_cid=SPTMG002

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株式会社 ケンズプロ
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