ジェンダーハラスメントとは・必要な対策

ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)とは

ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)とは、性別に関する固定観念や、性別に基づく役割分担意識による差別や嫌がらせのことを指します。

ジェンダー

性別に関する社会的規範と性差(Wikipedia)

性差

個人を性別カテゴリーによって分類し、統計的に集団として見た結果、集団間に認知された差異(Wikipedia)

ジェンダーバイアス

性別に関する固定的観念や性別による役割分担意識

ジェンダーハラスメント

ジェンダーバイアスによる差別や嫌がらせ


男性は体力があり、仕事一筋で、重要な業務を担う能力がある、
女性は体力がなく、重要な業務を担う能力がなく、結婚が幸せの全てであり、家事や育児に専念すべきである、
という固定観念で決めつけることから、ジェンダーハラスメントに該当する言動が生まれ、それにより受け手が不快感を抱いたり、就業環境を害されたり、昇進や教育の機会を奪われたりします。

大きくはセクハラに分類されていますが、セクハラのうち「性的」ではない言動はジェンハラに小分類されます。

  • 「男のくせに」「女のくせに」「男らしく」「女らしく」等の言葉を用いる
  • 男性は論理的、女性は感情的等と決めつける
  • 「男なら泣くな」「男なら残業しろ」「男なら耐えろ」等と男性に強さを要求し、力仕事や残業を命じる
  • 「強い女は扱いづらい」「女は三歩下がって」「女なら黙って支えていろ」等と女性に弱さや補助役を強いる
  • 女性にばかり電話応対やお茶汲み、掃除等の雑務を命じる
  • 重要な意思決定を行う会議には女性を入れないが、宴会には女性の参加を義務とする
  • 男性には重要な業務を任せるが、女性には雑務しかさせない。しかし重要な顧客の対応には女性を同席させる
  • 優秀な女性を「性転換」「おとこおんな」「可愛くない」「だから結婚できない」等の言葉で下落させようとする
  • 「男の淹れたお茶はまずい」「女の子の入れたお茶は美味しい。女の子に淹れてもらいたい」等と発言する
  • 「女性は職場の華」「女性がいると華やかでいいね」等と発言する
  • 「早く結婚したら?」「女の幸せは結婚だろ」「子どもはまだか」等と結婚や子どもについて言及する
  • 「男なら家庭より仕事を優先しろ」「女なら仕事より家事や育児を優先しろ」等と発言する
  • 男性が子どものために休んだり定時で退社したりすると、「情けない」「尻に敷かれているね」「男らしくない」等と嫌味を言う
  • 子どものいる女性が働いていると「子どもが可哀想」「母親失格」「家庭に入るべき」等と嫌味を言う
  • 未婚の女性に対し「生き遅れ」「売れ残り」「かわいそう」などと言う
  • 一定年齢に達した女性に寿退社を促す
  • 若い女性を「お嬢さん」「女の子」「小娘」等と、一定年齢に達した女性を「奥さん」「おばさん」等と呼ぶ
  • 若い男性を「男の子」「坊ちゃん」等と、一定年齢に達した男性を「おじさん」等と呼ぶ
  • 男性は「さん」付けや役職で呼ぶのに、女性は「ちゃん」付けや下の名前で呼ぶ
  • 容姿や化粧、服装について不必要に意見や感想を言う
  • 宴会では役員や顧客の隣に、その者の異性を座らせる、などなど・・・

ジェンハラをしない・なくすために

性別でくくらない

  • 性別を主語にしない
  • 性別を話題にしない

性別も、「普通」という概念も、職場や社会においては、リセットされるべきです。
生物学的には男性と女性は異なる性で、体の作りは確かに違いますが、ただそれだけの差です。
性別だけでなく、年齢、人種、門地、社会的身分など、あらゆる分類について、その分類以上の意味をもたせ、役割や理想を押し付けることは、不適切です。
男性だからでも、女性なのにでもなく、性別ではなく、「その人は」、どのような価値観で、何ができて、何を望んでいるのかです。
一人ひとりを、性別という色眼鏡を通さずに、真っ直ぐ見て、尊重しましょう。

社員教育を

研修や資料配布により、ジェンダーバイアスやジェンダーハラスメントに関する基礎知識を得るための教育を行いましょう。
当社にご相談ください。

オリンピック

東京オリパラ組織委員会・森会長 不適切発言

2021年2月5日

記事を読む

ボクシング

女性ボクシング巡る発言で、連盟が番組に抗議文

2021年8月12日

記事を読む

静岡知事が“女性蔑視”発言を謝罪「日本語になっておらず不適切」(2021年12月3日 毎日新聞)

静岡知事が“女性蔑視”発言を謝罪「日本語になっておらず不適切」

2021年12月3日

記事を読む

関連トピックス

バックナンバー