3月8日は、国際女性デーです。
1908年、ニューヨークで参政権のない女性労働者が労働条件の改善を要求してデモを起こしたのが始まりで、「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とされています。
日本では、女性は自由で男女は平等と言えるでしょうか。
世界各国においても性差別は根強く残っていますが、日本はその中でも特に著しく不平等です。
世界経済フォーラムが発表した「ジェンダーギャップ指数2021」で、日本は156カ国中120位と、先進国の中で最低レベルに依然とどまっています。
男女間賃金格差は世界ワースト3位。
これは日本女性はいまだ非正規雇用が多く、また出産によりキャリアを中断せざるを得ない現状が反映されていると考えられます。
女性管理職や役員の割合も、諸外国と比べ著しく低くなっています。
性平等の分野において、日本は発展途上にもなく、後進国と言えます。
制度や環境を整えることで→女性を含めた国民の意識を変えること、
意識を変えることで→感覚的ではなく数値的な男女平等が実現されること、
そのためのアクションを、国や自治体だけでなく、私たち企業と、個々人が、本気で起こさなければ、これからも日本は世界から嘲笑され続けるでしょう。
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