ハイブリッドワーク
ハイブリッドワークとは、オフィスワークとテレワーク(リモートワーク)を組み合わせた働き方で、従業員が、その時々の業務予定、天候、個人的な事情などに応じて、オフィスや自宅、サテライトオフィス、シェアオフィスなど、様々な場所から選択して働くことができる仕組みです。
ハイブリッドワークのメリット
- 悪天候時や、家庭の事情などにより出勤が困難なときも、業務を継続することができる(BCP)。
- 仕事と生活の両立が可能となるため、定着率が高まる。
- その時々の最適な場所を選択できるため、生産性が向上する。
- 各自の都合や希望に合わせて働く場所を選択できるため、従業員満足度が向上する。
- 柔軟な働き方が可能な企業は求職者にとって魅力的であるため、優秀な人材を確保しやすい、等
ハイブリッドワークのデメリット
一方、デメリットもあります。
- メンバーが安定的に集まらないため、コミュニケーションが停滞しやすい。
- 公正な評価が難しくなる(オフィス出社が多い人が高評価・テレワークが多い人は低評価になりやすい)。
- セキュリティ管理が困難になり、情報漏洩リスクが高まる。
- 上司のマネジメントや勤怠管理が難しくなる。
- コミュニケーションやマネジメントが不安定になるため、上司・部下ともにストレスが溜まりやすくなる、等
ハイブリッドワーク導入・定着に必要な施策
ハイブリッドワークの標準化に伴い、業務プロセスや評価体制の見直しが必要です。
ケンズプロが、ハイブリッドワークの導入と定着を支援します。
方針の明確化とガイドライン・規程の策定
ハイブリッドワークを導入する必要性・重要性や、運用ポリシーを明確化し、言語化して社内に周知します。
時間や場所の規則、勤怠管理、評価、面談、健康管理、情報管理等のルールを明文化します。
コミュニケーション環境の整備
定期的な面談や報連相の機会を確保し、コミュニケーションが途切れないシステムを構築し、運用します。
生産性向上の工夫
業務改善による業務のスリム化、業務フローの明確化、組織図の共有等により、テレワークによる生産性低下を最小限に抑制します。
セキュリティシステムの整備・規程の策定
リモート環境での作業に伴い情報漏洩リスクが高まります。
デジタル面でのシステム構築と、企業秘密保持規程や情報管理規程等の策定と適正な運用が必要です。
健康サポート・勤務環境の整備
テレワークでは上司の目が行き届かず、長時間労働や運動不足、仕事の抱え込み等によるメンタル不全に陥りがちです。
会社として、健康に働けるサポートシステムや、勤務環境の整備を行います。
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