ワーク・レスト・バランス(休憩向上プロジェクト)

仕事と休憩のバランス

労働基準法第34条で、労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分 8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなければならない、と定められています。
多くの企業では、昼休憩として60分前後の休憩を付与していますが、そのような制度としての公式の休憩時間だけでなく、5分程度の息抜きや、3時のおやつ休憩なども含めて、「休み方の質を高める」ご提案をいたします。

休憩の効果

種類や名称を問わず、休憩には以下のような効果があります。

心身のリフレッシュ

言うまでもなく、休憩は心身を休めリフレッシュするための時間です。
リフレッシュとは、元気を回復させることです。
仕事で疲れた心と体を回復させ、「さあ、仕事を再開しよう!」と気分を一新させてくれます。

生産性が高まる

疲れていると、集中力が途切れ、スピードや正確さ、丁寧さが失われます。
気分がリフレッシュすれば、集中力が回復し、効率的かつ質の高い仕事ができるようになります。

社内のコミュニケーションが活性化する

休憩室等で他部署の仲間と交流できます。
雑談はアイディアの宝庫です。
雑談する時間と場所を提供することは、社内のコミュニケーションを活性化し、全体の活力、生産性を高めます。

優秀な人材の確保と定着

休憩室が整っていたり、休憩時間に工夫をしていたりする企業は、若い人材にとって「働きやすく魅力的な企業」です。
休憩室やお手洗いなど、執務室以外の設備や清掃が行き届いているかどうかが、採用の成否を分けるといっても過言ではありません。

社内外のブランディングになる

従業員エンゲージメントの向上、社外からの「いい会社」イメージの向上にも、「休み方への投資」は重要な役割を果たします。

効果的な「工夫」

休憩室の「工夫」

お菓子を置く

甘系と辛系をバランスよく。
衛生的な個包装のお菓子を置いておくと喜ばれます。

ちょっと特別なコーヒーマシンを置く

かつてはオフィスのコーヒーといえば「ちょっとおいしくない」が定番でしたが、近年は、香りや風味にこだわった「ちょっと美味しい」コーヒーマシンのレンタルや販売が増えています。
会社に来ること、休憩することが楽しみになります。

グリーンを置く

グリーンそれ自体に癒やし効果があるだけでなく、気づいた人が水をあげる「気遣いの心」や、みんなで一つの芽を育てるという「団結意識」を育むのに有効です。

ユニークな自動販売機を導入する

自動販売機といえば、ドリンクですが、近年は福利厚生が多様化し、惣菜やサラダ、カップ麺など食の自販機サービスが充実しています。
さらに、コンビニ自販機なるものも登場し、熾烈な競争が繰り広げられています。

仮眠できる設備を整える

ソファベットやリクライニングチェアなどを設置し、仮眠を推奨する企業も増えています。
欧米では、「パワーナップ」や「シエスタ」という昼寝休憩はすでに定着していて、昼寝の効果が注目を集めています。

昼寝(仮眠=パワーナップ)のすすめ

音楽設備を整える

聴覚がリラクゼーションに与える効果は既知のとおりです。
常時、鳥の声やせせらぎを流しておくのも良いですし、休憩室を利用する方が音源を持ち込んでかけられるようにしておくのも良いでしょう。

調光調節ができるようにする

特に仮眠室を兼ね備えている休憩室では、遮光カーテンや間接照明を設置しておくことをお勧めします。

香りグッズを置く

ルームフレグランスやアロマディフューザー、ポプリなどが一般的です。
香りは、苦手な方やアレルギーのある方もいますので、必ず社内の意見をお聞きになってから導入しましょう。
あえて香りを足さなくても、少なくとも「くさい臭い」は消しておくべきなのは言うまでもありません。

ふわふわのソファを置く

仕事中は硬い椅子に座っていますので、休憩室ではそれと逆のふわっふわの椅子に座れると、メリハリがついて良いでしょう。
もっちりとしたクッションもセットで置いておきます。

種類の「工夫」

各企業が、ユニークな種類の休憩を導入しています。
以下は、一般的な休憩の一例です。