労働災害事故防止・安全衛生対策

安全に働くために

労働者が安全に働ける環境、制度、仕組みを整えることが企業の義務であることは言うまでもありません。
特に介護・医療や建設業、製造業の現場では、人的事故が生じやすく、また事故が生命に関わる重大なものになりやすいため、対策を怠れません。
安全管理体制を徹底し、労災事故や健康被害を防ぎましょう。

  • 力を要する業務や高所、汚染場所等での業務を減らすため、できる限り機械化を進める
  • 使いやすく安全な工具・機械を揃える
  • 危険度の高い作業や事故の頻発している場面などを分析し、事故防止マニュアルを活用・教育する
  • インシデントレポートを活用・共有する
  • メンタルヘルスケア体制を整える
  • 安全衛生大会を意義あるプログラムにする

事故防止マニュアルの作成・活用

それぞれの企業、業界で蓄積されてきた安全のための対策を文書化し、社内外で共有します。
特に大切なことは大きな文字でポスターにして事務所や現場に貼ったり、毎日の朝礼で注意喚起を行ったり、天候が悪い日などは「今日は気をつけて」と社内放送を利用したりして、呼びかけましょう。
体調不良時は作業を行わない(介護・医療他全業種)、気象警報が出ているときは作業しない(建設業)などの、「当たり前のこと」も、文字にして書き留めておき、ことあるごとに口頭でも発信することが大切です。
当たり前の対策を怠ったために大きな事故が発生するというケースが後を絶たず、発生すると「人災」として広く報道され、企業や業界の信用失墜につながるためです。
100%完璧な未然防止策はありませんが、防げる事故は防ぎましょう。

インシデントレポートの活用

インシデントレポートとは、アクシンデントに至る前の「ヒヤリ・ハット」の体験を報告する書式です。
アクシデントはもちろんのこと、インシデントの発生事例も社内で共有し、原因分析と再発防止策を講じることにより、事故防止力を強化します。
大切なのは、共有です。
インシデントやアクシデントを報告すれば過度に厳しく叱責されるという組織では、報告が集まりません。
もちろん厳しく指導されるべき事故もありますが、過去の失敗に文句を付けて萎縮させミスが隠されてしまうより、未来に向けた分析と提案がなされる方が建設的です。
報告・共有してくれてありがとう、という空気づくりが必要です。
日々集まったインシデントレポートは、即日共有し、年1回以上開催される安全大会などでも報告件数の多いカテゴリについて、会社の安全対策基本方針として再発防止策を発表し、意識啓発を図りましょう。

毎日の朝礼

事故は、「慣れ」「油断」が原因で引き起こされることが多いため、毎日の朝礼で、当たり前のこと、わかり切っていることも、改めて注意を促し、声に出して確認させることが大切です。
また、体調不良はないか、顔色はどうか、様子がおかしくはないかなど、セルフチェックと管理者チェックを行いましょう。

  • 当たり前のことも毎日声出し確認
  • 昨日のインシデントレポートを共有
  • 体調・顔色確認

安全衛生大会

安全衛生大会
建設業や製造業で年一回以上開催されるのが恒例となっている安全衛生大会(安全大会)が、形式的なものに止まってしまってはいませんか?
安全管理を啓蒙する機会として意義あるものにするため、普段の点呼とは異なるユニークなプログラムを取り入れると良いでしょう。
外科的な健康だけでなく、精神的な健康、内科的な病気予防などを呼びかけることも大切です。

  • 社員の家族から標語・ポスター案を募集・表彰
  • 日々集まったインシデントレポートを一年分発表
  • 腰痛対策・熱中症対策・健康づくりの講師を招いて研修

ケンズプロのサポート

当社では、マニュアル作成、インシデントレポートの書式作成、効果的な安全大会の内容企画などをサポートしています。