【コンサルティング】心理社会的ガバナンス

外部心理社会的ガバナンス室|Psychosocial Governance Office

ハラスメント、離職、休職、組織摩擦、不正、長時間労働――。
こうした問題は、発生してから対応するものではなく、発生しにくい組織を設計し、継続的に監督することで低減できるリスクです。
しかし、多くの企業では、人事・コンプライアンス・管理職が日々の業務に追われ、問題の兆候を構造的に分析し、適切な改善策へ結び付ける余力を持てていません。
当社の心理社会的ガバナンス・アドバイザリーは、組織内で発生する心理社会的リスクを継続的に把握し、必要な時に必要な支援を提供する外部アドバイザリーサービスです。
診断、分析、制度設計、管理職支援、再発防止、リスクレビューまで。企業の状況に応じて柔軟に活用できる、外部の統治機能として伴走します。

背景

近年、企業が直面するリスクは複雑化しています。

  • ハラスメント相談が増える
  • 管理職が疲弊する
  • 離職が続く
  • 休職者が発生する
  • 部門間対立が激化する
  • 不正やコンプライアンス違反が起きる

これらは個別の問題に見えますが、多くの場合、その背景には共通する組織構造の歪みがあります。

問題が発生するたびに個別対応を繰り返しても、根本的な改善にはつながりません。
必要なのは、組織全体を俯瞰しながらリスクを把握し、継続的に改善していくガバナンスです。

アプローチ

7×7ガバナンス・アーキテクチャを用いて心理社会的リスクを構造的に分析し、必要な支援を必要なタイミングで提供する継続顧問サービスです。

1. 診断・レビュー

  • 心理社会的リスク診断
  • 組織ガバナンス診断
  • 管理職ガバナンスレビュー
  • ハラスメント再発防止分析
  • 人的資本リスクレビュー

2. 構造分析

以下の構造要因を分析します。

  • 情報の歪み
  • 異論の消失
  • 権限責任の曖昧さ
  • 評価目標の偏り
  • 業務設計の過負荷
  • 組織摩擦の蓄積
  • 規範の劣化

3. ガバナンス設計支援

必要に応じて、ガバナンスの設計・見直しを支援します。

  • 役割設計ガバナンス
  • 意思決定ガバナンス
  • 情報ガバナンス
  • 評価ガバナンス
  • 人材ガバナンス
  • 監督・保証ガバナンス
  • 是正・学習ガバナンス

4. スポット支援

問題発生時には、個別支援も可能です。

  • ハラスメント対応
  • 組織摩擦対応
  • 管理職支援
  • 事実確認プロセス支援
  • 再発防止策レビュー
  • 取締役会向け助言、等々

特徴

① 専門家がリスクを特定

面談、ヒアリング、事案分析、管理職支援等を通じて、表面化していないリスクも把握します。

② 原因を構造レベルで分析

当社は、なぜリスクが発生したのかを分析します。
具体的には、情報の歪み・異論の消失・権限責任の曖昧・評価目標の偏り・業務設計の過負荷・組織摩擦の蓄積・規範の劣化・という7構造要因から分析します。

③ リスク評価を行う

登録されたリスクごとに、

  • 発生可能性
  • 影響度
  • 緊急度
  • 再発可能性

を評価します。

④ 改善優先順位を決定

全ての課題に同時対応することはできません。
そのため、まず何をやるか・後回しにして良いものは何か、を整理します。

⑤ ガバナンス改善へ接続

リスク管理で終わりません。
改善策を、役割設計・意思決定設計・情報設計・評価設計・人材設計・監督保証設計・是正学習設計へ接続します。

提供内容

  • 心理社会的リスク一覧化
  • 月次レビュー
  • リスクの追加・更新
  • 優先順位付け
  • リスクマトリクス作成
  • 経営会議資料化
  • 取締役会・経営会議向け整理
  • 管理職支援
  • 個別相談・助言
  • 再発防止支援
  • 改善施策レビュー

効果

問題の再発を減らす

発生した事象だけでなく、その背景にある構造要因へアプローチします。

管理職の孤立を防ぐ

管理職が抱える判断負荷や対応負荷を軽減し、持続可能なマネジメントを支援します。

組織の説明責任を高める

人的資本経営、コーポレートガバナンス、コンプライアンス対応において、合理的な説明が可能になります。

外部の視点を確保できる

内部では見えにくい兆候やリスクを、第三者の視点で把握できます。

必要な時に必要な支援を受けられる

常時大規模なコンサルティング契約を結ぶことなく、状況に応じて専門支援を活用できます。

結論

心理社会的リスクは、人事課題ではありません。
企業価値、人的資本、コンプライアンス、レピュテーションに直結する経営課題です。
当社は、診断・分析・設計・実装を通じて、組織が自律的に機能するための心理社会的ガバナンスを支援します。
問題が起きた時だけではなく、問題が起きにくい組織をつくるために。
外部の統治機能として、貴社を支援します。

Governance Architecture|主な事業領域