Womenハラスメント

東大教授 派遣職員にセクハラなど繰り返したとして停職処分(NHK、他)

東大教授 セクハラ

東大教授 派遣職員にセクハラなど繰り返したとして停職処分(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210614/1000065758.html

東京大学は、セクハラ行為やパワハラ行為を繰り返したとして、50代の男性教授を停職4か月の懲戒処分とした、とのことです。

記事によりますと、事案の経緯は以下のようになります。

  • 懲戒処分を受けたのは、東京大学の研究所に所属する50代の男性教授
  • 被害を受けたのは、派遣職員の女性

以下のようなハラスメント行為が、女性がたびたび「やめてほしい」と訴えたものの1年余にわたり続いた。

  • 恋愛感情を示して体を触る
  • 繰り返し性的な言動を行う
  • 「派遣の契約の更新を迷う」などと職場での優位な立場を背景に伝える
  • 休日や深夜に業務と関係のないメールを送って返信を求める など

拒絶は言動を改めるチャンス

せっかくたびたび「やめてほしい」と訴えてくれていたにも関わらず、そこでやめなかったことがこの結果につながっています。
誰にでもつい不適切な言動をしてしまうことはありますが、その際に拒絶や注意をしてくれる人がいたなら、幸運なことです。
加害者になり全てを失うことになる前に指摘してくれて、救ってくれたことに、感謝し、素直に言動を改め、相手に謝罪することです。

多くの被害者は、拒絶の意思を表示してくれません。
拒絶すればいじめや報復人事など不利益な取扱いを受ける恐れがあるためです。
加害者本人には反抗できないため、本人を飛ばして直接上層部やマスコミ、弁護士等に話を持っていくことになり、大事になります。
加害者にとっては青天の霹靂です。

拒絶は、親切です。

ところが加害者の中には、拒絶されたことを認めたくない、プライドが許さないといった感情や、「本当は嫌がっていないはずだ」「駆け引きしてるんだな」などの勝手な解釈により、拒絶をきっかけにエスカレートしてしまう人がいます。
それでしつこく迫り、権力により力尽くで服従させようとする、好意や性欲よりももはや勝負の負けたくないというだけの理由でハラスメントを繰り返します。

浅はかです。

パワーハラスメント(パワハラ)の加害者が負う責任

勝利した気になれるかもしれませんが、その後返ってくるブーメランの威力は人生を破壊する程強力です。

  • 刑事罰を受ける
  • 民事責任を負う
  • 就業規則に従い懲戒処分を受ける(懲戒解雇もあり得る)
  • 地位も名誉も信頼も失う
  • 報道やSNS等で氏名や個人情報が拡散される
  • 自身及び家族、関係者が誹謗中傷を受ける
  • それにより自身及び家族、関係者がストレスにより心身の健康を損なう(自殺もあり得る)
  • 人間関係が破綻し、孤独に陥る
  • 被害者の被害状況によっては罪悪感に一生苛まれる

悔しさ、腹立たしさ、自己防衛、嫌悪等の一時的な感情や目的のために、他者を脅し、人格を否定し、攻撃し、不快感を与えることで、たくさんの大切なものを失うことになります。
全く割に合いません。

権力者だからこそ、自分の言動が、相手、組織、家族、そして自分自身に及ぼす影響の大きさを常に想定し、言動を律することが求められます。