ハラスメントに関る話題・見解

パワハラや大人のいじめの被害者になったら、目撃者になったら

パワハラや大人のいじめは、企業規模や業種に関わらずどのような企業にも存在し、また誰もが被害者にも加害者にもなり得ます。
被害に遭うと、自信を失い、たった一人の加害者による行為でも職場全体や世界中から嫌われ否定されているような絶望感に苛まれるようになります。
心が健康でいられなくなり、最悪の場合、自死に至ることもあります。

また、いじめを周囲で目撃しているだけでも、気分が滅入り鬱になってしまうものです。
被害者に何もしてあげられない自分を責めたり、何年も後までトラウマが残ってしまったりすることもあります。

私、いじめを受けてる?
被害に遭った
目撃者として無関心ではいられない
・・・そんなとき、どのような行動を取るのが望ましいのでしょうか。

いじめの被害を受けていると感じたら

記録する

なぜ、いつ、誰に、どこで、何をされたのか、その都度記録します。
一度だけ、ではなく、こまめに記録し続けることで、その記録に信頼性が出てきます。
状況が整理されると、加害者に対する対処法が見えてくることもありますし、相談窓口などに相談する際に上手く伝えられず二次被害を受ける可能性を軽減できます。

指導?いじめ?

上司の言動がきつい。嫌われている?でも自分の仕事が悪いだけかも・・・とモヤモヤするときは、上司に仕事以外の話題を振って反応を見てみましょう。
食べ物や上司の趣味、ペットなどの話を振ってみて、上司が不機嫌だったり無視されたり、反応が悪いのであれば、上司は個人的な好き嫌いなどの感情できつく当たっている可能性が高いです。
その場合は、会社の相談窓口や、信頼できる上司や先輩などに相談してみてください。

資格取得や仕事以外の趣味、人脈を

仕事をしていると職場で過ごす時間があまりに長いため、会社が全て、会社が世界の中心、という意識に陥りがちです。
すると、会社で上手くいかないことが出てきたときに人生そのものが上手くいかなくなったような錯覚を覚え、失望が大きく、心の傷も深くなります。
仕事は大切ですが、会社が人生の全てでもなければ上司が世界の支配者でもありません。
仕事以外の活動、会社以外の人脈を増やし、注ぐエネルギーを分散させます。
また独立開業の準備をしたり役立つ資格を取得したりして、いつでも辞められる準備をしておくと、心が軽くなります。
会社の外に出てみると、思っている以上に世界は広く、「すごい人」がたくさんいて、自分をいじめる同僚や上司など取るに足らない存在だと思え、彼らの言動も気にならなくなります。

一人で悩まず

ハラスメントを受けていると、DVの被害者と類似した心理状態になります。
すなわち、「自分が悪いのではないか」と自分を責めるようになるということです。
自分を責め続けていると、気分が落ち込み、精神疾患などに罹患するリスクが高くなります。
信頼できる誰かに話を聴いてもらうだけで気持ちが楽になることもあります。
一人で悩まず、ご相談なさってください。

パワハラ・セクハラやいじめを目撃したら

「私は敵ではない」と示す

被害者は、被害者でありながらもいじめを受けているという事実を自分でも認めたくないため、同情されると余計に傷つくことがあります。
だからといって見て見ぬ振りをしていると、数名からいじめられているだけでも、職場の全員から嫌われている、存在を否定されているような気持ちになり、その孤立は被害者を追い詰めます。
あからさまに同情的な態度を示すよりも、あいさつをする、世間話をする、困っているときに手伝ってあげるなど、適度な距離を保ちながらも「敵ではない」ことを示しましょう。
加害者も、相手に味方が多いことを悟るといじめづらくなります。
傍観者にならず、「大丈夫、いつでも相談してね」という関係性を築いておきましょう。