「ハラスメントは、受け手の感じ方次第だから難しい。」
合言葉のように言われます。
確かに、人の感じ方はそれぞれです。
全員が同じように不快に感じるわけではありません。
受け手の感じ方を基準にすると、ハラスメント問題は霧に包まれます。
基準とすべきは、「境界線」です。
「公と私」の、境界線です。
その言動が、「公の立場としてのふるまい」だったのか、それとも、「私的な感情に基づくふるまい」だったのか、
相手にとって、プライベート、パーソナルと呼ばれる私的領域に踏み込んでいなかったか、という点です。
この二つだけで、多くの行為は整理できます。
これは、行為者が自分で確認できる問いです。
- これは私的感情に基づく行為ではないか
- 相手の私的領域に踏み込んでいないか
境界線を越えたらすべてが直ちにハラスメントになるわけではありません。
ただ、この境界線を越えた行為は、そう言われるリスクが高まります。
ハラスメントの難しさは「感じ方」ではありません。
境界線を意識しないまま、公の立場で私を出すことが、リスクです。
過労死ライン80時間と同じです。
越えたら必ず倒れるわけではない。
それでも、危険な線であることは分かる。
それでも、越えますか。
投稿者
- ハラスメントを排し、個の真価を最大化する。ケンズプロは、日本の技術が世界を席巻する『正道』を論理で描く、組織ガバナンスの専門パートナーです。
