採用情報ページを設計する
自社サイト内の採用情報ページは、大手求人サイトや合同説明会、社員紹介等どのチャネルで自社を知り興味を持った求職者も、全員が必ず訪れます。
レイアウトも内容も情報量も自社が自由に設計できる、最も力を入れるべきツールです。
そもそも自社サイト(ホームページ)がないのは論外、存在していないも同然です。
まずは自社サイトを作り、その中に必ず採用情報ページを組み込み、採用戦略に基づき最適なページを作成しましょう。
コンテンツ例
- 基本的な募集要項(労働条件等)
- 会社の魅力
- 仕事の魅力
- 教育制度・キャリアアップについて
- 人的資本情報(できれば数字+グラフで)
- 環境の魅力
素材
文章
設定したターゲットに伝わるように、興味を惹くような文体で、
業界や業務を全く知らない層が読んでも理解でき、働いている姿を想像できるような、五感に訴える文章が理想的です。
写真
サンプルやフリー画像ではなく、自社オリジナルの写真を掲載します。
プロのカメラマンに依頼するのがベストですが、高品質なフリー画像よりは、素人の質でもオリジナルの写真を掲載する方が訴求力があります。
グラフ
男女比や売上成長、定着率などを、グラフや図を用いて、視覚的に認識できるように発信します。
動画
コンテンツ例に列挙された項目を盛り込んだ動画を作成し、ページの目立つ箇所に掲載します。
写真同様、プロに依頼するのがベストですが、社員がスマートフォンで撮影して編集したものでも、ないよりはあった方が良いです。
頑張れば0円で作成しアップできます。
YouTubeにも、チャンネルを開設したうえで、アップロードしましょう。
出口を明確にする
サイトを訪れた求職者に、どのような行動をとって欲しいのか、出口を明確にして設計します。
- お問い合わせ?
- 会社説明会?
- エントリー?
- 会社見学?
- インターンシップ?
複数のアクセス
出口へのアクセスも複数揃えておくと良いでしょう。
近年はインターネット経由(メールフォーム等)に絞っている企業もありますが、特に中途採用の場合は電話による問い合わせもあるため、必ず電話番号を明記します。
また、それぞれについて、対応可能時間帯、返信までの日数などを明記し、「ヤキモキさせない」工夫をしましょう。
アクセスを揃えた以上は、担当者を配置し、各担当者が迅速かつ適切に対応できるよう体制整備と教育を徹底します。
- 電話
- Eメール
- メールフォーム
- チャット、等