ハラスメント・不正再発防止/統治実装アドバイザリー

再発防止策を“制度”で終わらせない、組織に”実装”する

ハラスメントや不正、不適切行為の事案対応後、多くの企業で「再発防止策」を策定しますが、規程整備や研修実施にとどまり、実際の判断や行動が変わらないまま形骸化するケースは少なくありません。本サービスは、事案を教訓として、役職定義、権限配分、意思決定プロセス、牽制機能などの統治構造にまで踏み込み、再発しない状態を組織に実装するアドバイザリーです。短期的な是正対応に終わらせず、組織の判断が歪まない構造への転換を支援します。

本サービスの位置づけ

再発防止が機能しない最大の要因は、対策が「個別行為の是正」や「制度の追加」にとどまり、実際の業務や意思決定の構造に組み込まれていない点にあります。

本サービスは、事案を組織構造の歪みとして再解釈し、役職・権限・業務プロセス・評価・牽制の配置を見直すことで、同種事案が再び起きにくい状態を実装することを目的としています。

対応領域

再発防止策の構造化

  • 事案分析に基づく再発要因の構造整理
  • 個別対策を統合フレームに落とし込み
  • 形骸化しやすい対策の実装設計

統治構造の再設計

  • 役職定義・職責の明確化
  • 権限集中・ブラックボックス化の是正
  • 牽制・チェック機能の再配置
  • 意思決定プロセスの透明化

組織運用への実装

  • 規程・マニュアルの実務運用設計
  • 会議体・承認フローへの組み込み
  • 管理職・現場への定着支援

本サービスの特徴

1.再発防止策を「構造」に落とし込む設計

再発防止を、チェックリストやルール追加で終わらせず、業務フロー・権限配置・判断プロセスに組み込む設計を行います。対策が“日常の運用”として機能する状態を目指します。

2.役職・権限・評価を横断した統治実装

ハラスメントや不正の再発は、役職者の責務の曖昧さや権限集中と密接に関係します。本サービスでは、役職定義、権限配分、評価基準を横断的に見直し、判断の歪みが生じにくい統治構造を実装します。

3.短期是正と中長期改革の接続

事案対応後の是正措置と、組織改革としての統治実装を切り離さず、短期対応を中長期の構造改革につなげる設計を行います。

具体的な支援内容(例)

  • 事案の再発要因分析・構造整理
  • 再発防止策の実装設計(規程・フロー・役職定義)
  • 経営・人事・管理職向け統治設計セッション
  • 組織ガバナンス体制の再設計支援
  • 定着状況のフォローアップ・改善提案

このような企業に適しています

  • 再発防止策を講じたが、現場の行動が変わらない
  • 規程や研修は整えたが、形骸化している
  • 権限集中・属人的判断が温存されている
  • 事案対応のたびに同じ課題が浮上する
  • ガバナンスを「理念」ではなく「運用」として機能させたい
  • 不祥事リスクを構造的に減らしたい

進め方(基本ステップ)

  1. 事案・構造の再整理
    再発要因・構造課題の可視化
  2. 統治設計の方針策定
    役職・権限・牽制の再配置方針
  3. 実装設計
    規程・業務フロー・会議体への落とし込み
  4. 定着支援
    運用フォロー・改善提案

共通FAQ(ハラスメント × 不正 再発防止/統治実装)

Q1.再発防止策として研修や規程整備だけでは不十分でしょうか。
A.研修や規程は重要ですが、それだけでは日常の判断や行動は変わりにくいのが実情です。本サービスでは、判断プロセスや権限配置など、行動に影響する構造に落とし込みます。

Q2.ハラスメントと不正の再発防止を同時に扱うメリットは何ですか。
A.再発の背景には、権限集中、牽制不全、役割の曖昧さなど共通の構造課題が存在するケースが多く、統合的に設計することで対策の重複や抜け漏れを防ぐことができます。

Q3.すでに再発防止策を策定済みでも支援は受けられますか。
A.可能です。既存の対策が実務に定着しているかを検証し、形骸化しているポイントを構造面から補強します。

Q4.どの程度の期間・関与になりますか。
A.組織規模や課題の深さにより異なりますが、構造実装までを視野に入れる場合は一定期間の伴走支援を前提とするケースが多くなります。

Q5.ガバナンス全体の見直しにもつながりますか。
A.本サービスは、個別事案対応を超えて、組織ガバナンスの実装までを射程に入れています。必要に応じてガバナンス全体の設計支援へ接続します。

ご相談について

お問い合わせページより、ご相談ください。

  • 初回は概要ヒアリングとご説明のみ行います(守秘前提)
  • 事案の詳細開示は不要です
  • 「今が対象か分からない」という段階でも構いません

お問い合わせ・ご相談はこちらから。

主なサービス領域

判断の質から、選ばれる企業へ。
私たちは、採用・配置・マネジメント・対応を貫く〈判断の構造〉を整えることで、採用力そのものを底上げします。

採用力強化・採用品質改善アドバイザリー

ハラスメントや不正事案は、単なる「問題対応」ではありません。

調査、処分、個別指導、再発防止、開示。
それぞれが独立して進むと、判断の整合性が失われ、結果として企業の信頼を損ないます。

当社は、これらが一つの判断として成立するよう設計に関与します。

ハラスメント・不正事案対応/全体設計アドバイザリー

ハラスメント・不正事案対応の「次に何を判断すればいいか」が分からなくなった企業へ。
事実確認と処分の後に残る、再発防止という“経営判断”を、統治構造として社内に実装します。

ハラスメント・不正再発防止/統治実装アドバイザリー

また、その一環として、判断基準の設計及び文書化を支援します。

判断基準実装アドバイザリー|ガイドライン・規程・マニュアル・フロー文書

当社の個別指導は、感情的なケアや精神論、制裁や矯正やを目的としたものではありません。
法令・行政指針・判例を踏まえ、

  • なぜ問題となるのか
  • どの行動がリスクとなるのか
  • 再発防止として何を求めるのか

を、対象者の立場・影響力に応じて整理します。

※本サービスは、全体設計の一部として位置づけられます。

ハラスメント加害者・行為者個別指導研修|再発防止プログラム

― 組織ガバナンス実装アドバイザリー ―

就業規則や評価制度といった個別施策を並べるのではなく、それらが実際に機能し、判断の一貫性と信頼を生む状態を組織に実装する長期顧問サービスです。
制度整備、運用の有効化、経営判断への助言を通じて、ステークホルダーから「ちゃんとしている会社」と評価される統治構造を構築します。

組織ガバナンス・アドバイザリー(顧問)

役職定義支援アドバイザリー

内部通報制度を「形式」から「実効」へと転換し、組織ガバナンスを強化するための実務的アドバイザリー。

内部通報制度・実効性診断アドバイザリー

人的資本に関する取り組みは、制度の導入ではなく、判断と姿勢の積み重ねとして評価されます。
当社は、ハラスメント対応や人材施策が、開示・説明に耐える形で整理されているかという視点から、助言・設計支援を行います。

人的資本経営・情報開示支援

人権対応は、形式的なチェックリストでは成立しません。
企業活動の中で、どこにリスクがあり、どのような判断が求められるのか。
当社は、実務として機能する人権対応を前提に、判断設計に関与します。

ビジネスと人権/人権デューディリジェンス

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