内部通報制度・実効性診断アドバイザリー

公益通報者保護法対応を超えて、「機能する制度」へ

内部通報制度・実効性診断とは、公益通報者保護法に基づき整備された内部通報制度が、実際に機能しているかを第三者視点で検証する取り組みです。 規程や窓口を設けるだけでは、ハラスメントや不正の早期発見にはつながりません。通報受付から調査、経営判断、再発防止までの運用プロセスを点検し、報復リスクや判断停滞の構造を可視化します。内部通報制度を「形式」から「実効」へと転換し、組織ガバナンスを強化するための実務的アドバイザリーです。

内部通報制度は整備されている。
しかし、本当に機能しているでしょうか。

  • 通報がほとんど来ない
  • 担当者の判断に迷いがある
  • 経営層への報告ルートが曖昧
  • 匿名通報の扱いが不安定
  • 調査後の再発防止まで設計されていない

形式整備と実効性は、別問題です。

当社は、社外相談窓口としての実務経験を踏まえ、内部通報制度の実効性を第三者視点で検証するアドバイザリーを提供しています。

法的背景

公益通報者保護法

2022年改正により、

  • 従業員300人超の企業に体制整備義務
  • 通報対応従事者の指定義務
  • 守秘義務違反への刑事罰
  • 不利益取扱いの禁止強化

が明確化されました。

しかし実務上のリスクは、「整備不足」よりも「運用不全」にあります。

なぜ実効性診断が必要か

内部通報制度が機能しない組織では、

  • ハラスメントが深刻化するまで表面化しない
  • 不正が長期化する
  • 内部告発が外部リークへ直行する
  • 経営が初動対応を誤る

内部通報制度は、組織の初期検知装置であり、統治の最前線です。

当社の立ち位置

当社は、ハラスメント事案対応・不正対応・再発防止設計を継続的に支援しています。

また、社外相談窓口としての関与実績を有しています。

実際に、

  • どのような通報が届くのか
  • どこで迷いが生じるのか
  • どこで握り潰されやすいのか
  • どこで報復リスクが生まれるのか

を知っています。

その実務知見を基に、制度の健全性を構造的に検証します。

診断内容

1. 書面レビュー

  • 内部通報規程
  • 就業規則との整合性
  • 守秘義務設計
  • 通報対応従事者の指定状況

2. 運用フロー検証

  • 通報受付から判断までの流れ
  • 経営層報告ライン
  • 調査プロセス
  • 証拠保全手順

3. 実務ヒアリング

  • 窓口担当者の理解度
  • 心理的負荷
  • 想定ケースへの対応力

4. リスクレポート提出

  • 実効性リスク指摘
  • 優先改善項目
  • 判断フロー再設計提案

このような企業に適しています

  • 体制整備は完了しているが不安がある
  • ハラスメント相談が増加している
  • 不正リスクを未然に防ぎたい
  • 人的資本開示を見据え統治を強化したい
  • 300名以上で法改正対応を形式的に終えたままになっている

期待される効果

  • 通報後の初動判断精度向上
  • 報復リスクの低減
  • 経営への情報伝達の透明化
  • ハラスメント・不正の早期是正
  • 組織内信頼の回復

内部通報制度は、企業の「良心」ではなく、判断装置です。

当社の特徴

当社は、

  • 実際の事案対応
  • 行為者個別指導
  • 再発防止実装
  • 組織ガバナンス設計

の経験から、「現実に起きる摩擦」を前提に検証します。

よくある質問

Q. 社外窓口を御社に変更する必要はありますか?

いいえ。本サービスは既存体制の健全性確認が目的です。

Q. 小規模企業でも対象になりますか?

300人未満でも努力義務の観点から有効です。

Q. どのくらいの期間ですか?

通常1〜2か月で完了します。

Q. 料金は?

企業規模に応じて個別お見積りとなります。

制度を持つことと、機能させることは違います。

内部通報制度は、存在していることではなく、信頼され、使われ、正しく処理されることに意味があります。
統治の最前線を、形式から実効へ。
ご相談は、随時承っております。

お問い合わせ・ご相談はこちらから。

主なサービス領域

判断の質から、選ばれる企業へ。
私たちは、採用・配置・マネジメント・対応を貫く〈判断の構造〉を整えることで、採用力そのものを底上げします。

採用力強化・採用品質改善アドバイザリー

ハラスメントや不正事案は、単なる「問題対応」ではありません。

調査、処分、個別指導、再発防止、開示。
それぞれが独立して進むと、判断の整合性が失われ、結果として企業の信頼を損ないます。

当社は、これらが一つの判断として成立するよう設計に関与します。

ハラスメント・不正事案対応/全体設計アドバイザリー

ハラスメント・不正事案対応の「次に何を判断すればいいか」が分からなくなった企業へ。
事実確認と処分の後に残る、再発防止という“経営判断”を、統治構造として社内に実装します。

ハラスメント・不正再発防止/統治実装アドバイザリー

また、その一環として、判断基準の設計及び文書化を支援します。

判断基準実装アドバイザリー|ガイドライン・規程・マニュアル・フロー文書

当社の個別指導は、感情的なケアや精神論、制裁や矯正やを目的としたものではありません。
法令・行政指針・判例を踏まえ、

  • なぜ問題となるのか
  • どの行動がリスクとなるのか
  • 再発防止として何を求めるのか

を、対象者の立場・影響力に応じて整理します。

※本サービスは、全体設計の一部として位置づけられます。

ハラスメント加害者・行為者個別指導研修|再発防止プログラム

― 組織ガバナンス実装アドバイザリー ―

就業規則や評価制度といった個別施策を並べるのではなく、それらが実際に機能し、判断の一貫性と信頼を生む状態を組織に実装する長期顧問サービスです。
制度整備、運用の有効化、経営判断への助言を通じて、ステークホルダーから「ちゃんとしている会社」と評価される統治構造を構築します。

組織ガバナンス・アドバイザリー(顧問)

役職定義支援アドバイザリー

内部通報制度を「形式」から「実効」へと転換し、組織ガバナンスを強化するための実務的アドバイザリー。

内部通報制度・実効性診断アドバイザリー

人的資本に関する取り組みは、制度の導入ではなく、判断と姿勢の積み重ねとして評価されます。
当社は、ハラスメント対応や人材施策が、開示・説明に耐える形で整理されているかという視点から、助言・設計支援を行います。

人的資本経営・情報開示支援

人権対応は、形式的なチェックリストでは成立しません。
企業活動の中で、どこにリスクがあり、どのような判断が求められるのか。
当社は、実務として機能する人権対応を前提に、判断設計に関与します。

ビジネスと人権/人権デューディリジェンス

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