空気が悪い、関係がこじれている現場に
組織内で不和や関係性の悪化が生じているにもかかわらず、ハラスメントとしての申立や処分に至る段階ではない――。この“未事案化の摩擦”は、多くの企業で最も対応が難しく、かつ放置されやすい領域です。本サービスは、当事者・関係者へのヒアリングを通じて、不和の背景にある認識のズレ、役割設計の歪み、指揮命令・評価構造の不整合を構造的に整理し、個別指導・研修・組織編成・規程整備・管理職役割再設計など、必要な処方を実装可能な形で提示します。問題を“事案化”させる前に、関係性と統治の再設計へ接続する初動介入型アドバイザリーです。
事案化してからでは遅い|「未事案化摩擦」の経済的損失とガバナンスの限界
沈黙の中で毀損される、企業価値という名の資産。
企業のガバナンスにおいて、目に見える「不祥事」や「ハラスメント申立」への対応は、もはや当然の義務です。
しかし、真に経営を蝕むのは、法の網にも社内規定にも触れない「未事案化の摩擦」にあります。
「空気が悪い」「関係がこじれている」といった現場の不協和音。
これらを感情論や個人の資質の問題として片付けることは、経営層による統治の放棄に他なりません。
「未事案化摩擦」がもたらす3つの構造的損失
事案化(=表面化)する前のグレーゾーンを放置することで、組織は以下の不可逆的な損失を被ります。
人材資本の静かな流出(サイレント・イグジット)
優秀な層ほど、不毛な摩擦を嫌い、声を上げずに組織を去ります。
採用コストや育成コストの埋没だけでなく、競合他社への知見流出という戦略的損失を招きます。
意思決定速度の鈍化(フリクション・コスト)
役割設計の歪みや感情的な対立は、情報伝達を歪め、合意形成を遅延させます。
これは、グローバル競争における致命的な足かせとなります。
ガバナンスの形骸化
現場の不和を放置する文化は、やがて管理職の規律を緩め、重大なコンプライアンス違反の温床となります。
「知っていても言わない」組織風土は、ガバナンス不全の最終段階です。
このような課題に、このアドバイザリーを
- 部署内の空気が悪く、業務に支障が出ている
- 上司・部下/同僚間の関係がこじれ、対話が機能していない
- ハラスメント認定や処分の前に、まず状況を整理したい
- 当事者の話を第三者として公平に聞いてほしい
- 個別の問題に見えるが、組織構造にも歪みがあると感じている
このアドバイザリーサービスの価値
第三者としての“交通整理”
→ 人事や部長が直接言えないことを、構造として整理できる
個人の問題に落とさず、統治設計に接続
→ 役割・権限・評価・編成という“直せる論点”に翻訳できる
事案化する前に“構造是正”できる
→ ハラスメント対応・調査・処分に進まずに済むケースを増やせる
提供内容(プロセス)
フェーズ1|関係性ヒアリング・交通整理
- 当事者・関係者へのオンライン面談
- 感情/事実/認知のレイヤー分解
- 対立構造・誤解構造の可視化
フェーズ2|構造的論点の抽出
- 管理職の役割・権限・期待値のズレ
- 評価・業務分担・指揮命令系統の歪み
- 組織運営上のボトルネック整理
フェーズ3|処方の設計(実装可能な提案)
- 必要な個別指導の論点設計
- チーム単位での介入方針
- 管理職役割・定義再設計の方向性
- 組織編成・会議体・規程整備への接続
- 研修・顧問・再設計支援への導線提示
本サービスの位置づけ
- 調査・処分を前提としない
- 研修ありきではない
- しかし「傾聴」だけで終わらない
- “未事案化ゾーン”における初動の統治設計支援
料金の目安(案件単位)
- 軽度(ヒアリング+簡易整理・提案):15〜20万円
- 標準(複数名ヒアリング+構造整理+処方提案):25〜30万円
- 重度(直接介入・組織再設計論点まで):35〜40万円
※顧問契約への移行・他サービスとの組み合わせ可
Q&A
Q1. 調査やハラスメント認定と何が違いますか?
A. 本サービスは処分や認定を目的とせず、不和の背景構造を整理し、組織としての是正方針を設計する初動介入です。調査が必要な場合は、適切な対応フェーズへの接続をご提案します。
Q2. 当事者への面談は行いますか?
A. はい。必要に応じて当事者・関係者へのヒアリングを行い、感情と事実を切り分けた上で構造整理します。
Q3. 研修や組織再編まで対応しますか?
A. 本サービスでは“処方の設計”までを行い、実装フェーズ(研修・役割再設計・規程整備等)は別途ご支援可能です。
Q4. 顧問契約との違いは?
A. 本サービスは特定部署・特定事案に対する短期介入です。継続的なリスクチェックや複数案件への対応には顧問契約が適します。
お問い合わせ
チームの空気が悪い、関係がこじれている、ギスギスしている、いざこざがある…組織の摩擦・不和に頭を抱える経営者や人事部長、業務部門長は、お問い合わせください。
