厚生労働省は、「令和2年版厚生労働白書」(平成30年度および令和元年度厚生労働行政年次報告)を公表しました。
「厚生労働白書」は、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的にとりまとめられたもので、令和2年版は、平成13年(2001年)の「厚生労働白書」発刊から数えて19冊目となります。
令和2年版厚生労働白書は2部構成となっていて、例年異なるテーマでまとめている第1部では「令和時代の社会保障と働き方を考える」と題し、平成の30年間を振り返りつつ、高齢化がピークを迎える2040年頃を見据えて、「人生100年時代」「担い手不足・人口減少」「新たなつながり・支え合い」「生活を支える社会保障制度の維持・発展」という4つの方向性に沿った対応の必要性が提示されています。
「令和2年版 厚生労働白書」概要
【第1部】テーマ「令和時代の社会保障と働き方を考える」
平成の30年間の社会の変容を振り返るとともに、2040年にかけての変化の見通しを分析・整理したうえで、今回のコロナウイルス感染症の影響も含め、今後の対応の方向性が示されています。
【第2部】テーマ「現下の政策課題への対応」
子育て、雇用、年金、医療・介護など、厚生労働行政の各分野について、最近の施策の動きをまとめられています。(平成30年度・令和元年度2年度分を掲載。)
▼概要(PDF版)
https://www.mhlw.go.jp/content/000684406.pdf
【厚労省】「令和2年版厚生労働白書」を公表します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14223.html
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