求人情報サイトを運営するディップ株式会社が、1年以内にアルバイト・パートに応募をした経験のある15~69歳の男女3,000人に対して「面接後の辞退に関する実態調査」を行い、以下のような結果を発表しました。
【調査結果のポイント】
- 面接をしたものの、求職者の41.4%が辞退
- 面接中の辞退理由に「条件・仕事内容が希望と合わない」、「面接官の態度・対応への不満」が多数。ミスマッチが発生した「条件」は、「勤務時間・シフト」63.3%、「仕事内容」51.3%など。
- 就業意欲が高まる面接官の対応は、「仕事内容の十分な説明」と「質問への丁寧な回答」が上位
- 面接実施後の辞退理由は、「他の仕事が見つかった」42.1%、「採用連絡が遅かった」18.1%など。希望する採用連絡のタイミングは、「その場」+「当日中」24.2%、「翌日まで」44%など、スピードも重要に。
【調査結果からわかる採用企業側の採用力強化ポイント】
調査結果より、採用企業側にとっての「面接官の面接スキルの向上」や「面接から採用までのオペレーション改善」の採用力強化がポイントとなることがわかりました。
具体的には
「求職者の条件面の希望や仕事内容の不安や疑問をヒアリングする力」
「不安や疑問を解消する応答力」
「面接後早期に合否通知できる仕組みや権限移譲」
などが挙げられます。
採用難が続くなか、せっかく面接に来てくれたアルバイト・パート希望者に魅力を感じて来てもらえるよう、参考にしたいところです。
【アルバイト・パート3,000人 面接後の辞退に関する実態調査~ディップ】
https://www.dip-net.co.jp/news/press-release/2019/03/3000-34.html
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