ハラスメントを受けていると感じたら/被害を受けたら

ハラスメント(パワハラ・セクハラ等)の被害を受けたら

感情で受け止めない

人格を否定されたと受け止めてはいけません。
万が一そうだとしても、感情を感情で受け止めると、冷静さが失われショックが拡大します。
感情のスイッチをオフにして、無になり受け流す、感情操縦術が、自己防衛のために大切です。

可能なら、拒絶の意思表示を

相手に不快だ、やめてほしいと、伝えます。
弱い者に強い加害者の場合、毅然と拒絶の意思表示をすることで、行為が収まることは多いです。

しかし相手が上司の場合、拒絶の意思表示は容易なことではありません。
難しければ、相談窓口や信頼できる上司に相談します。

相談する

とにかく、一人で悩まず、自分を責めず、信頼できる人なら誰でもいいので、まずは誰かに相談することが重要です。
一人で悶々と悩んでいると、自分が悪いんだ、自分は嫌われているんだ、自分は価値のない人間なんだ・・・と良からぬ方向に思考するようになり、精神衛生に有害です。
話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になります。
また状況が整理され解決の糸口を見つけやすくなります。

いじめ?指導?

「上司の言動がきつい。嫌われている?でも自分の仕事が悪いだけかも・・・」とモヤモヤするときは、上司に仕事以外の話題を振って反応を見てみましょう。
食べ物や上司の趣味、ペットなどの話を振ってみて、上司が不機嫌だったり無視されたり、反応が悪いのであれば、上司は個人的な好き嫌いなどの感情できつく当たっている可能性が高いです。
その場合は、会社の相談窓口や、信頼できる上司や先輩などに相談します。

状況を整理する

被害を受けたときの状況を書き出して整理します。
いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、誰に(Whom)、どのような状況で(How)、どのくらいの頻度で(How many)、なぜ(Why)、何をしたのか(What)、を書き出します。
状況が整理されると、加害者に対する対処法が見えてくることもありますし、相談窓口などに相談する際に上手く伝えられず二次被害を受ける可能性を軽減できます。

整理するのも苦しければ、とにかく相談窓口やしかるべき人のもとに駆け込みます。

休む、辞める、逃げる

休んだり仕事を辞めたり、逃げたりすることで救われるのであれば、そのようにしても構いません。
自分の命を自分でコントロールできなくなる前に、その状況から逃げ出さなければなりません。

資格取得や仕事以外の趣味、人脈を

社会人は職場で過ごす時間があまりに長いため、会社が全て、会社が世界の中心、という意識に陥りがちです。
すると、会社で上手くいかないことが出てきたときに人生そのものが上手くいかなくなったような錯覚を覚え、失望が大きく、心の傷も深くなります。
仕事は大切ですが、会社が人生の全てでもなければ上司が世界の支配者でもありません。
仕事以外の活動、会社以外の人脈を増やし、注ぐエネルギーを分散させます。
また独立開業の準備をしたり役立つ資格を取得したりして、いつでも辞められる準備をしておくと、心が軽くなります。
会社の外に出てみると、思っている以上に世界は広く、「すごい人」がたくさんいて、自分をいじめる同僚や上司など取るに足らない存在だと思え、彼らの言動も気にならなくなります。