【厚労省】「令和元年度個別労働紛争解決制度の施行状況」

厚生労働省は、「令和元年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめ、公表しました。

【厚労省】「令和元年度個別労働紛争解決制度の施行状況」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000213219_00003.html

【ポイント】

  1. 総合労働相談件数、助言・指導申出の件数は前年度より増加。あっせん申請の件数は前年度並み。
    総合労働相談件数は118万8,340件で、12年連続で100万件を超え、高止まり。
  2. 民事上の個別労働紛争の相談件数、助言・指導の申出件数、あっせんの申請件数の全てで、「いじめ・嫌がらせ」が引き続きトップ

「令和元年度個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表します

先日公表された労災請求・支給決定件数でも、この度の個別労働紛争解決制度の利用件数でも、「パワハラ・いじめ・嫌がらせ」がトップに君臨しています。
それほどまでに、仕事の内容や量、労働条件以上に、人間関係が、労働者にとっては働くうえで重要な要素となっています。
人間関係が悪化すると、労働者のパフォーマンスが低下し、経営に悪影響が及びます。
コミュニケーションの活性化を図り、パワハラを防ぎ、上下左右の風通しを良くする取組が喫緊の課題です。

投稿者

株式会社 ケンズプロ
株式会社 ケンズプロ
ケンズプロは、パワハラ・セクハラ・ペイハラ・カスハラ等ハラスメント対策や女性活躍推進、採用ブランディングなどを支援する人事コンサルティング会社です。