もう年がら年中、ではありますが、特に春から初夏にかけては、痛ましい事件が起こりやすい季節と言われています。
新生活への不適応、新生活が始まる世間と何も変わらない自分の現状との乖離に対する焦りや怒り、高い湿度・・・などが影響するのでしょうか。
人はどのようなときにストレス=心理的負荷を感じ、精神障害を発症するのでしょうか。
その目安となるのが、厚生労働省が発している『職場における心理的負荷評価表』です。
これは、心理的負荷による精神障害の労災認定基準を示した通達です。
従業員が業務においてどのようなときにストレスを感じ、またどのようなときにストレスが強くなるのかがわかると、その原因となる出来事を予防したり、出来事が生じた後にフォローしたり、配慮したりすることができます。
平成23年の資料ですが、ご覧になったことのない方は、是非ご一読の上、11ページの後の『別表1』『別表2』を常備しておくことを推奨します。
【心理的負荷による精神障害の認定基準について】
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken04/dl/120118a.pdf
私生活上のストレスについては関与に慎重にならざるを得ませんが、長時間労働やハラスメントなど、業務上のストレスについては、会社として積極的に予防策を講じる必要があります。
各項目について、対策をサポートさせていただきます。
いつでもご相談ください。
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