当社は北海道の企業です。
2018年の北海道地震で、私たちはスーパーマーケットやコンビニエンスストアから食料品が消え手に入れられなくなるという事態を経験しました。
幸いにも、地元の生産業者様や運送業者様たちが骨身を削り力を尽くしてくださったおかげで、早期に復旧しましたが、もしもあのとき長期戦に至っていたらと想像すると、戦慄が走ります。
食料品の備蓄は大切です。
尚、災害の種類や地域により、インフラへの影響が異なります。
電気が止まることもあれば、水道が止まる、ガスが使えない、家が倒壊し備蓄品を取り出せない、水害ですべて水浸し・・・など、可能性は多岐に渡ります。
考え得るあらゆるパターンを想定し、例えば備蓄場所を自宅の1階と2階に分ける、家族が各自でリュックに入れて枕元に置いておくなど工夫しましょう。
また、電気も水もガスも使えない事態を想定し、「そのまま飲食できるもの」を必ず備えておくようにしましょう。
いつもの味と非常食の両方を備蓄
非常食と言えばカンパンや缶詰、レトルト食品などが代表例ですが、食べ慣れていない味だけのストックでは、心の元気を失ってしまいます。
例えば缶詰は材料となるものを備蓄しておく、レトルト食品を日頃から試食し「好きな商品」を確認し食べ慣れておくようにします。
また、食べたり見たりすると笑顔になれる、元気になれる、自分好みの味も備蓄しましょう。
好みは人それぞれ。甘い物、お肉、カレー、フルーツ、おつまみ等々、何がお好きですか?
備蓄品例(14日分)
冷蔵庫に備蓄するとかさばるので、常温で保存できるものを挙げてみました。
ご家族の好みや生活スタイルなどにより調整してください。
水
- (2リットル×3本+500ml×14本)×人数分
米
- 5キロ袋(30食分)×4袋
※1日2食×14日間の場合(食習慣により人それぞれです)
その他主食になる賞味期限の長いもの
- スパゲッティ(乾燥)
- そば(乾燥)
- 切り餅
- 小麦粉
- カップめん
- インスタントラーメン
- コーンフレーク
- ホットケーキミックス
副食になる賞味期限の長いもの
- 缶詰・・・豆・フルーツ・魚・肉など多種類あります
- かつおぶし
- 切り干し大根
- ひじき
- わかめ
- レトルト食品
- スープ
- のり
- とろろ昆布
調味料
- 塩
- コショウ
- 醤油
- 砂糖
- オイル
- 料理酒
- 中華のもと
- パスタソース
お菓子
- 羊羹
- スナック菓子
- カンパン
- 缶詰
- ドライフルーツ
- 塩飴
飲み物
- インスタントコーヒー
- 日本茶ティーバッグ
- 紅茶ティーバッグ
使いながら蓄える
気づくと賞味期限が切れていることが多いため、備蓄用を常用しながら、使ったら買い足して備蓄に回すようにします。
1~2か月に1回在庫をチェックし、必要に応じて買い足します。
賞味期限が半年~1年のものを選ぶとよいでしょう。
ネットスーパーを活用しましょう
対応地域や送料など、それぞれサービスが異なりますので、おうちの事情に合ったお店を選びましょう。